「ひきつけ」「泡を吹いている」「白眼をむいている」「ガタガタ震えている」など
■*1.【小児 痙攣の一般的な対応】
重要なのはけがの予防と気道確保です。
1.発作中は家具の角などでけがをしないように注意しましょう。
2.けいれん中に無理に押さえつけたりしないようにしましょう。 (骨折などを起こすことがあります。)
3.口に物を噛ませたり 指や物を口に入れたりしないようにしましょう。 (舌を噛むのを防止するつもりでも、歯の損傷や窒息などの原因となり、指を咬まれる危険性もあります。)
4.横向きに寝た姿勢にして 衣類をゆるめましょう。
5.主治医から、けいれん中 または 予防目的で 薬剤を使うよう指示されている場合は、指示どおりに行いましょう。
6.けいれんがおさまったら、 反応があるか、呼吸しているか確認しましょう。 (心停上の可能性もあります。)
7.症状が落ち着いている場合も、翌日には必ずかかりつけ(小児科)を受診しましょう。
■*2.【けいれん止めの薬(例.ダイアップ・ジアゼパム の座薬) について】
1.主治医から、投与指示を受けている患者が使用するもので、処方した医師からの指示どおりに使いましょう。
2.兄弟など 他の家族に処方されているものは使用できません。