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救急受診ガイド

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発熱 (こども)

「熱が出た」「熱がある」「体が熱い」「悪寒がする」「震えている」「熱が下がらない」など

応急手当等おうきゅうてあてとう

■*1.【小児 発熱の観察】

1.『生後3か月未満』の発熱では、すぐに受診しましょう。 (特に3か月未満児は 重症感染症を起こす可能性があります。)

2.生後3か月以上では、体温の数値は重要ではなく、全身 状態(ぐったり, 飲めない など)、咳,、頭痛 などがより重要です。変化がないか意識して よく観察しましょう。

■*2.【小児発熱の一般的な対応】

1.充分に水分を補給させましょう(経口補水液、イオン飲料、麦茶など。離乳前は母乳やミルクでもよい)※ 吐き気の強いとき → 「小児 嘔吐」の項を参照

2.あまり厚着をさせず、熱を放散しやすい楽な服装をさせましょう。ただし、悪寒のあるときには毛布などで暖かくし、悪寒がなくなったら、涼しい服装にしましょう。 

3.冷やす場合には、脇下、鼠径部が効果的です。タオルなどでくるんだ保冷剤や、濡らしてよく絞ったタオルなどを使用して冷やしましょう。 

4.本人用に、今回の症状で受診して 処方されている解熱薬があれば、処方した医師の指示に従い使用しましょう。

■*3.【インフルエンザにかかった(疑いを含む)場合】

(周囲への感染予防)

マスク着用・手洗いなどを行い、治るまで出歩かないようにしましょう。

※目安:「発症後5日かつ 解熱後2日(幼児は3日)が経過するまで」

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(異常行動への対策)

未成年では異常行動を起こすことがあります。以下に注意しましょう

●少なくとも2日間は一人にしない

●また、住居外に飛び出ないための対策として以下の(1)(2)を行う

(1)高層階の住居の場合

玄関や全ての部屋の窓の施錠を確実に行う(内鍵、補助錠などを含む)

ベランダに面していない部屋で寝かせる

窓に格子のある部屋で寝かせる(そういう部屋がある場合)

(2)一戸建ての場合

-上記(1)に加え、できる限り1階で寝かせる