「やけどした」「火事でけがした」「火事で煙を吸った」
【けがをした場合】
●出血している場所に布を当てて、指や手で約10分間強く圧迫しましょう。
●可能であれば、心臓の高さより高くしましょう。
●止血ができた場合、または出血が少ない場合は、傷口を水道水で流しながら、汚れが取れるまで充分に(10分間ほど)洗いましょう。
●消毒薬の使用は、推奨しません(受診医に任せましょう)。
●傷が深い、出血が止まらない、しびれや痛みが止まらない、傷が充分に洗えなかった、数日して痛みが増してきた場合は、医療機関を受診しましょう。
【やけどをした場合】
●患部が熱ければ触れる程度まで流水で熱をとりましょう。
●熱がとれたら、冷却は不要です。医療機関を受診しましょう。ただし、広範囲の場合には冷却しないようにしましょう。(特に小児は体温の低下を招きます。)
●清潔な布で患部を被覆して、受診するまで継続しましょう。
●水疱は破れていない限り受診まで温存しましょう。(患部の保護のために包装用ラップで覆うとよい。)
●水疱が破れた場合は、包装用ラップで患部を覆って保護しましょう。