「市民の声」の公表


詳細内容

横浜市営バスの運行本数の調整をしてください

受付年月 2025年07月
要望区 全市
事業名 市民からの提案
内容分類 交通・道路 > バス > バスダイヤ・定時運行
対応区分 要望等にお応えできません
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投稿要旨

58系統、101系統のバス本数について、運転手不足による減便は理解していますが、利用状況に応じた本数調整をしてください。

回答

現在のバス事業は、少子高齢化の影響によりお客様が年々減少していく中で、コロナ禍におけるリモートワークなどの「新しい生活様式」の定着に伴いお客様が一層大幅に減少し、非常に厳しい経営状況となっています。

また、令和6年4月よりバス乗務員の長時間労働を防ぐ目的として「改善基準告示」が改正され、乗務員の勤務時間が短縮されています。これにより、乗務員不足に拍車がかかるため、一定の運行効率化は避けられない状況です。

加えて、全国的に大型二種免許保有者数は年々減少する一方で、退職者は増加傾向にあり、今後も深刻な乗務員不足が見込まれます。

こうしたことから、今後も市民の足として市営バスネットワークを維持できるよう、最寄り駅までの交通手段としての位置付けを明確化し、お客様のご利用実態に合わせた運行便数の効率化、長距離路線の短絡化、夕方から夜間帯の運行便数の見直しなど、路線の効率化を実施しています。

ご要望いただいた58系統、101系統の直近6月の利用状況を調査したところ、路線バスの乗車定員77名に対し、最も混雑する朝の通勤通学時間帯の「根岸駅前」から「小港」間で、1便あたり最大61名程度、朝の通学需要が終わった9時過ぎでは、最大49名程度であることから、輸送力は確保されていると考えており、混雑緩和のため、お客様のご利用が多い時間帯は、乗車定員が約85名の大型車両の配置も実施しています。

また、増便するとなると、新たな車両の購入や乗務員の確保が必要となることから、乗務員の確保も困難な状況では、対応は難しいと考えています。

今後も引き続き、運行データを元に各系統の利用実態を把握し、適正な運行便数の設定に努めていきます。

今回いただいたご要望については、大変貴重なものと受け止めさせていただきますが、諸事情をご賢察のうえ、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

問合せ先

交通局自動車本部路線計画課
    電話:045-671-3194  FAX:045-322-3912   Email:kt-rosenkeikaku@city.yokohama.lg.jp

公表内容基準日

2025年8月13日   

※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。


この件に関するご意見等がありましたら「市民からの提案」をご利用ください。

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