受付年月 | 2025年05月 |
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要望区 | 全市 |
事業名 | 市民からの提案 |
内容分類 | 教育 > 通学 > その他通学 |
対応区分 | 要望等にお応えできません |
学校から登校班制度を継続する旨のお話がありましたが、運営業務はPTAが行っています。
学校が継続を判断するのなら、運営責任は学校が負うべきですし、任意活動として保護者に委ねるのならば、制度の継続は控えるべきです。
こうした矛盾を市教育委員会として整理し、次の点について各校へ明確な指導を行ってください。
1 登校班は学校教育活動ではなく、保護者による任意活動であるという原則の再確認
2 学校が登校班継続を明言する場合は、その責任を伴って実務を担うべきであること
3 登校班に関する市の基本的立場・最低限のガイドラインを明文化し、学校による不適切な関与を是正すること
登校班においては、各学校が置かれた地域によって状況が異なっており、考え方や必要性について、一定の方針を示すことは困難な状況です。
「学校保健安全法」では、学校には、通学を含めた生活における安全指導について計画を作成し、実施する必要があるとされています。そのため、各校で通学路の設定等安全な通学について検討しています。
また、同法では、学校は、児童生徒等の保護者や地域の住民等との連携も図るよう努めることとされています。そのため、登下校中の児童生徒は保護者の管理下にあり、保護者は児童生徒が安全に通学できるように努めることが求められます。本件について、安全確保のために学校が全ての責任や事務を負うのではなく、また、PTAに全てを委ねるのでもなく、学校と保護者が協力して取り組んでいく必要があると考えています。
教育委員会事務局学校教育部学校支援・地域連携課
電話:045-671-3278 FAX:045-681-1414
Email:ky-gakkoushien@city.yokohama.lg.jp
2025年6月5日
※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。