「市民の声」の公表


詳細内容

学校司書が司書教諭の補佐の範囲を超えて業務を行っている事例がないか調査すべきです

受付年月 2025年03月
要望区 全市
事業名 市民からの提案
内容分類 教育 > 教職員 > 教職員
対応区分 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等)
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投稿要旨

横浜市立学校において、学校司書が本来司書教諭の業務である図書館だよりの発行や図書委員会の指導及び監督を、司書教諭の補佐の範囲を超えて行っている事例はないか、調査すべきです。学校司書が本来の業務ではない図書委員会の指導及び監督を行うことは、教員免許を取得していない者が生徒指導にあたることになるため、不適切な指導を行う可能性が高いです。調査とともに、教職員である司書教諭が中心となって図書委員会の指導及び監督を行い、事務職員である学校司書に全面的に任せることがないように、各学校に継続的な通知及び指導をしてください。

回答

市立学校やその学校司書に向け、本市の学校司書の業務について、次のように示しています。

学校司書は、学校長の指揮監督を受け、司書教諭を補佐し、次の各号に掲げる職務を行います。

ア.学校図書館の蔵書管理及び環境整備

イ.本の貸し出し・返却作業・レファレンス、学校図書館での児童生徒対応

ウ.学校図書館を活用した授業への支援、資料収集

エ.児童生徒の図書委員会、学校図書館ボランティア、他機関との連携

さらに、学校司書の業務内容例として「図書委員会との連携」「図書委員会の活動支援」を示しています。

学校司書が図書委員会の児童・生徒とともに学校図書館を創りあげることは、学校図書館利活用の推進や、子どもの読書環境の充実に有用であると考えます。一方で、校内における業務の分担については、連携・協力・協働の視点を重視し、司書教諭や学校図書館担当教諭には、学校司書とともに、限られた時間の中で業務を進めることになることから、互いに協働して学校図書館の運営に当たるために、十分なコミュニケーション・連携を図るよう、研修を通して説明しています。

それぞれの学校にて、学校図書館を運営するために、連携・協働の視点を大切にして業務分担を行うことを継続していきます。

問合せ先

教育委員会事務局学校教育部学校経営支援課
    電話:045-671-3285  FAX:045-664-5944   Email:ky-keiei@city.yokohama.lg.jp

公表内容基準日

2025年4月7日   

※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。


この件に関するご意見等がありましたら「市民からの提案」をご利用ください。

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