受付年月 | 2025年01月 |
---|---|
要望区 | 瀬谷区 |
事業名 | 市長陳情 |
内容分類 | 公害・環境保全・緑 > 環境汚染 > 土壌汚染 |
対応区分 | 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等) |
旧米軍基地における泡消火剤の放出による有機フッ素化合物(PFAS)汚染が各地で問題になっており、旧上瀬谷通信基地周辺においても有機フッ素化合物(PFAS)汚染があることが推測されます。
有機フッ素化合物(PFAS)は、人体において様々な健康上の問題を引き起こすと言われています。
1 2022年の「旧上瀬谷通信基地土地区画整理事業に係る環境影響評価書」では、土壌汚染について精査されていません。
2 2023年からの河川と地下水の有機フッ素化合物PFAS(PFOS+PFOA)調査が、上瀬谷では行われていません。
3 独自調査で、旧上瀬谷通信基地の中心を流れる相沢川でPFOS+PFOAが90ナノグラムパーリットル検出され、暫定目標値50ナノグラムパーリットルを大きく超えました。
また周辺農業地区に流れる堀谷戸川の流入溝でも29ナノグラムパーリットル検出されました。
4 旧上瀬谷通信基地周辺は有機フッ素化合物PFAS(PFOS+PFOA)汚染の可能性が高いにもかかわらず、2027年の国際園芸博覧会では、来場者に対して周辺の自然環境に親しむ施設を作ろうとしています。
また、汚染が予想される土地が農業振興地区に転用されようとしているなど、いずれも広く健康被害が引き起こされる可能性があります。
以上のことから、旧上瀬谷通信基地全域及び周辺地域の、土壌や河川・地下水、井戸水及び水道水の有機フッ素化合物(PFAS)の精査を早急に行ってください。
旧上瀬谷通信基地と周辺地域の水道水は、道志川を水源とする川井浄水場から供給されています。
川井浄水場では浄水場の入り口と出口でPFAS(PFOS及びPFOA)の検査を定期的に行っていますが、いずれの物質も検出されていません。
浄水場の最新の検査結果については下記のウェブページで公表していますので、ご参考になさってください。
「横浜市 水道水中の有機フッ素化合物(PFAS)の検査結果について」
URL : https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/suido-gesui/suido/suishitsu/suidosui/yuukifussokekka.html
なお、旧上瀬谷通信基地跡地周辺の相沢川、堀谷戸川については、本市で供給する水道水の水源として利用していません。
水道局浄水部水質課
電話:045-371-5656 FAX:045-371-6942
Email:su-suishitsu@city.yokohama.lg.jp
2025年3月4日
※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。