「市民の声」の公表


詳細内容

横浜市立学校の教員不足について原因と対策を公表してください

受付年月 2025年02月
要望区 全市
事業名 市民からの提案
内容分類 教育 > 教職員 > 教職員
対応区分 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等)
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投稿要旨

横浜の市立学校において、多くの教員の未配置が生じている状況を知りました。

一部の学校では、年度当初の人事配置で必要な教員数の配置がされていないところもあると聞き、異常事態だと思います。ある学校では複数の教員が配置されておらず、授業に影響が出ています。

横浜市として、各学校全ての教科・科目に対して本来必要な教員数と実際に配置されている教員数を調査し、配置人数が足りない学校については教育現場にどのような影響が生じているのか、またその原因と対策を公表してください。

なお、年度当初に全市立学校への必要な人員の配置ができないとなった場合、どの様な基準で欠員させる学校を選んでいるのか教えてください。

回答

教員の配置数は、「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律」に基づき、児童生徒数や学級数、その他要件に応じて算定されており、各学校に配置される人数の基準は決まっています。本市では、市独自で同法に定める基準以上の教員を配置しています。

各学校に必要な教員を配置できるよう、教員の確保に努めているところですが、昨今の人手不足の社会状況において、様々な産業・業種で人材の確保が難しくなる中で、教員不足も顕著な状況となっており、令和6年5月1日時点の教員の未配置は、全市で75件となっています。

未配置となる背景としては、年度末や年度当初の急な学級の増や年度途中での教員の退職、産育休、休職など発生する中で、教科等の関係から、一部の学校では、代替教員の配置に時間を要してしまうケースが年間を通じて生じています。

各学校では、配置までの間、教育活動に支障がないように、校内体制の工夫などにより対応いただいております。教育委員会事務局は、各学校の配置状況について、学校状況を密に把握しながら、学校の教育活動に影響が生じないように、代替教員の速やかな配置など、でき得る限りの支援を行っています。

なお、年度当初に各学校に必要な人員を配置できなかった場合は、各学校の人員体制や配置可能な代替教員の確保状況等によることから、決まった優先順位のようなものはございませんが、可能な限り各学校の未配置が早期に解消できるよう努めているところです。

問合せ先

教育委員会事務局教職員人事部教職員人事課
    電話:045-671-3244  FAX:045-681-1413   Email:ky-kyosyokujinji@city.yokohama.lg.jp

公表内容基準日

2025年3月7日   

※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。


この件に関するご意見等がありましたら「市民からの提案」をご利用ください。

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