「市民の声」の公表


詳細内容

横浜市北部汚泥資源化センターの臭気測定と改善策の検討を求めます

受付年月 2025年02月
要望区 鶴見区
事業名 市民からの提案
内容分類 上下水道 > 下水道 > 下水道施設・排水設備
対応区分 要望等を受けた後に実施しました
一覧のページにもどる

投稿要旨

1.北部汚泥資源化センターの設備ごとの臭気測定を実施し、数値を明確に公表してください。

北部汚泥資源化センターでは「濃縮」と「沈砂」の臭気が特に強いと感じ、現場の臭気環境がどのようになっているのか、客観的な測定と改善の検討が必要ではないかと考えました。公表時には他の空間(例:一般的な屋内環境、工場など)の数値と比較できる形で示していただけると、より分かりやすく、誰もがイメージしやすくなると考えます。

2.専門家の意見を取り入れ、効果的な脱臭方法を検討してください。

既に脱臭設備が整備されている中でも強い臭気が発生している現状を考えると、さらなる対策の検討が必要でないかと考えます。

3.現場で働く人たちの意見を調査してください。

現場の生の声を集め、労働者の健康に与える影響の評価をしてください。

北部汚泥資源化センターから発生する臭気は、現場だけの問題でなく、下水を流す全ての市民にも関わる問題です。この問題に真摯に向き合い、改善に向けて取り組んでいただくことを願います。

回答

北部汚泥資源化センターにおける悪臭の測定に関しては「悪臭防止法」及び「横浜市生活環境の保全等に関する条例」に基づき、各設備において年1回の官能測定と機器測定、敷地境界において年2回の官能測定を行っており、記録を保管している過去5年間において基準値を超過した実例はございません。また、測定結果については当センターにおいて閲覧可能です。今後は換気への配慮などにより快適な職場環境の形成を図ります。

次に専門家の意見を取り入れた効果的な脱臭方法の検討についてお答えします。脱臭設備は日本下水道協会発行の「下水道施設計画・設計指針と解説」を参考に設計・設置されています。この指針は、効率的・効果的な設備を全国的に統一して設計できるように編集されたもので、専門家の意見をふまえたものになっています。ただし、技術は日々進歩しているため、脱臭設備を将来更新する時には、より効率的・効果的な脱臭方式を検討してまいります。

現場で働く方々への臭気に関するアンケートについては、北部汚泥資源化センターは包括的管理委託により管理しているため、頂いたご意見を受託者に伝えました。また、心身ともにより細やかなケアを心がけるよう依頼しました。

下水道における周辺環境への影響のみならず、現場で働く職員・作業員の健康までご心配いただき感謝いたします。今後とも本市の下水道行政へのご理解・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

問合せ先

下水道河川局下水道施設部北部下水道センター
    電話:045-502-3738  FAX:045-502-2866   Email:gk-hokuse@city.yokohama.lg.jp

公表内容基準日

2025年2月13日   

※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。

対応の状況

2025年2月に実施しました


この件に関するご意見等がありましたら「市民からの提案」をご利用ください。

先頭に戻る