受付年月 | 2025年01月 |
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要望区 | 全市 |
事業名 | 市民からの提案 |
内容分類 | 市民利用施設 > 公園 > 公園管理・運営 |
対応区分 | 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等) |
学校にて、近年の子どもの運動神経の低下と公園の関連性について研究しており、公園に設置されている遊具の減少が関係していると考えています。遊具をなくすことは子どもの成長のためにも良くないことだと思います。
以上のことから、二つの提案をします。
1・小柴公園のように安全に配慮した工夫をすることで、遊具の設置を認めてください。
2・世田谷区のように公園にて子どもが集まるようなイベントや地域の交流会を企画してください。
○遊具の設置について
国土交通省の「都市公園における遊具の安全確保に関する指針」では、都市公園における遊具の安全確保に関する基本的な考え方は、子どもは遊びを通じて冒険や挑戦をし、心身の能力を高めていくものであり、遊具の安全確保にあたっては、こうした遊びの価値を尊重して、冒険や挑戦に伴う危険性であるリスクを適切に管理するとともに、こどもが予測できず対処できない危険性であるハザードの除去に努めることとしています。
本市では、この国の指針や日本公園施設業協会の「遊具の安全に関する規準 JPFA-SP-S:2024」に定められている内容を前提に、市独自にこれまでの事故や修繕の事例等を踏まえた内容も加えた「公園緑地設計指針」を定めて、公園の新設整備、再整備(施設改良)時の、新たな遊具設置や既存の遊具の更新に、取り組んでいます。
具体的な遊具の設置にあたっては、地域や利用者の皆様のご意見などをお聞きしながら、公園を楽しく安全に利用できるよう、遊具の配置や種類を検討の上、設置しています。また、重大なハザードを有する遊具については撤去し、安心して利用できる遊具の設置を進めています。
なお、小柴自然公園のようなインクルーシブな遊び場の整備は、本牧市民公園などでも、検討を進めています。
今後も、楽しく安心して遊べる遊具の設置と、適正な維持管理に努めていきます。
○外遊びのイベントについて
本市でも世田谷区の「世田谷地域交流ラボ」のように、公園所管部署以外の部署や自治会・町内会などから公園の利用申請がある場合は、公園を管理する事務所にて許可基準に基づき許可を行っています。
また、市内の公園等では、地域の住民が中心となって市内22の団体が、木登りや泥んこ遊びなど、日常なかなかできなくなった遊びを通じて、子どもたちの自主性や冒険心を育み、生き生きと成長できる遊び場・居場所であるプレイパークを開催しています。
(参考)横浜市Webページ プレイパーク
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/midori-koen/koen/playpark/
そのほか、指定管理者が管理運営している市内92の公園でも、公園及び公園施設の特徴を生かした魅力向上や利用者サービスの向上を目的として、指定管理者の責任と費用により自主事業を実施することができるものとしており、様々なイベントが開催されています。
(参考)横浜市Webページ 指定管理者が管理運営をしている公園
https://www.city.yokohama.lg.jp/business/kyoso/public-facility/kaku-katsuyou/kankyo/park/shitei.html
公園ではイベント等による賑わいづくりが求められる一方で、利用者による自由な利用を求める声、静かな環境を求める声もあり、多様なニーズにバランスよく応えていけるように取組を推進していきます。
みどり環境局公園緑地部公園緑地管理課
電話:045-671-2642 FAX:045-550-3916
Email:mk-koenkanri@city.yokohama.lg.jp
みどり環境局公園緑地部公園緑地維持課
電話:045-671-3848 FAX:045-664-2588
Email:mk-koenijii@city.yokohama.lg.jp
2025年2月7日
※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。