受付年月 | 2024年12月 |
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要望区 | 全市 |
事業名 | 市民からの提案 |
内容分類 | 交通・道路 > バス > その他バス |
対応区分 | 要望等にお応えできません |
市営バス利用者に路線の収支状況をを知らせる手段として、京都市バスのように、停留所の時刻表に営業係数を併記することを提案します。
本市の交通局では、平成15年度に 横浜市市営交通事業あり方検討委員会からの答申を受けて、一般会計からの赤字補填を目的とした任意補助金に頼らない自立した経営を推進しています。そうした経営のもとで、黒字路線の利益で赤字路線の損失を補填する内部補助により赤字路線を維持しています。つまり、バスネットワーク全体で赤字路線を維持していますので、利用が減少している路線については減便などの輸送力調整を進め、不断の改善をしています。
そのような中でも公営交通事業者である市営バスに対する市民の期待は高く、路線延伸や増便を望む声が大きいことから、路線維持の理解のために効果的な周知は必要であると考えています。ご提案は、黒字路線や赤字路線の経営状況を示す指標である営業係数を停留所の時刻表に併記するものであり、路線維持の理解を促す着想の一つと考えています。
実行の観点から考えますと、時刻表に表示するにあたり、時刻表を作成するシステムの改修費用や、2,000か所以上ある停留所のポールにある時刻表を付け替える作業などコストがかかることから、実施については費用対効果も含めて、慎重に判断していく必要があると考えています。今回のご意見は、貴重なものと受け止めますが、諸事情をご賢察のうえ、ご理解ください。
交通局自動車本部路線計画課
電話:045-671-3194 FAX:045-322-3912
Email:kt-rosenkeikaku@city.yokohama.lg.jp
2024年12月25日
※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。