受付年月 | 2024年12月 |
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要望区 | 磯子区 |
事業名 | 市民からの提案 |
内容分類 | 交通・道路 > バス > バスダイヤ・定時運行 |
対応区分 | 要望等にお応えできません |
磯子方面(汐見台、広町)から上大岡駅へのバスが減便、廃止され、困っています。市営64系統を増便してください。
現在のバス事業は、少子高齢化の影響によりお客様が年々減少していく中で、コロナ禍におけるリモートワークなどの「新しい生活様式」の定着に伴いお客様が一層大幅に減少し、非常に厳しい経営状況となっています。
また、令和6年4月よりバス乗務員の長時間労働を防ぐ目的として「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準(改善基準告示)」が改正され、乗務員の勤務時間が短縮されています。これにより、乗務員不足に拍車がかかるため、一定の運行効率化は避けられない状況です。
加えて、全国的に大型二種免許保有者数は年々減少する一方で、途中退職者は増加傾向にあり、今後も深刻な乗務員不足が見込まれます。
こうしたことから、今後も市民の足として市営バスネットワークを維持できるよう、最寄り駅までの交通手段としての位置付けを明確化し、お客様のご利用実態に合わせた運行便数の効率化、長距離路線の短絡化、夕方から夜間帯の運行便数の見直しなど、路線の効率化を実施しています。
それを踏まえ、運行便数の設定については、お客様のご利用状況に合わせて運行便数を設定しています。
今回いただいた64系統「汐見台」、「広町」から「上大岡駅前」方面の増便要望につきましては、令和6年4月1日実施のダイヤ改正において、お客様のご利用実態に合わせた運行便数の適正化を図りました。
平日1便あたりにおける利用状況をみますと、路線バスの乗車定員77名に対し、車内にいるお客様の数が、概ね30名程度のご乗車となっており、最大でも47名程度であることから、輸送力は確保されていると考えています。
また、「磯子駅前」から「上大岡駅前」間に短絡するとなると、「上大岡駅前」より先へ行かれるお客様が一定数いるとともに、「港南台駅前」から「上大岡駅前」間においても、「磯子駅前」から「上大岡駅前」間と同数程度のお客様にご利用いただいているため、短絡することは難しいと考えています。
とはいえ、最寄り駅までの位置づけを明確化して、長距離路線を短絡化することは必要と考えていますので、引き続き、利用実態を注視していきます。
交通局自動車本部路線計画課
電話:045-671-3194 FAX:045-322-3912
Email:kt-rosenkeikaku@city.yokohama.lg.jp
2024年12月10日
※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。