受付年月 | 2024年10月 |
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要望区 | 中区 |
事業名 | 市民からの提案 |
内容分類 | 交通・道路 > バス > バス計画・新設 |
対応区分 | 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等) |
先日、JR桜木町駅前バスターミナルの待機場所が飽和状態でした。
待機場所に6台ほどバスが停まっていましたが、「2024年問題」をからめバスダイヤを大幅に変更し、桜木町駅止まりを増やしたため、当日は市営バスが待機場所から1台出庫すると1台が待機場所へ入庫する状況で、これではバスの遅延があった場合、収まらないと思いました。
また、ほとんど発着がない桜木町駅新南改札口前のバス停に1、2台のあかいくつのバスが長時間待機しており、あかいくつは桜木町駅前バスターミナルと合わせると3台以上待機していました。
市民の足である路線バスがダイヤの変更と路線のショートカットによって、市民に向き合っていないものになっています。あかいくつのバスの方は、ダイヤ変更や路線のショートカットもなく、交通局内の連携が取れていないように思いました。
現在のバス事業は、少子高齢化の影響によりお客様が年々減少していく中で、コロナ禍におけるリモートワークなどの「新しい生活様式」の定着に伴いお客様が一層大幅に減少し、非常に厳しい経営状況となっています。
また、令和6年4月よりバス乗務員の長時間労働を防ぐ目的として「改善基準告示」が改正され、乗務員の勤務時間が短縮されています。これにより、乗務員不足に拍車がかかるため、一定の運行効率化は避けられない状況です。
加えて、全国的に大型二種免許保有者数は年々減少する一方で、途中退職者は増加傾向にあり、今後も深刻な乗務員不足が見込まれます。
こうしたことから、今後も市民の足として市営バスネットワークを維持できるよう、最寄り駅までの交通手段としての位置付けを明確化し、お客様のご利用実態に合わせた運行便数の効率化、長距離路線の短絡化、夕方から夜間帯の運行便数の見直しなど、市内全域において、ご利用状況に合わせた効率化を実施しています。
路線の短絡化をしないとしても、効率化は避けられない状況ですが、全区間にわたる減便となれば、より多くのお客様にご不便をおかけすることになります。できるだけ最寄り駅までの便数を確保するため、路線の短絡化をせざるをえないと考えています。
また、桜木町駅前のバスの滞留台数については、滞留可能台数や、民間バスの滞留状況を把握したうえで、ダイヤ作成を行っています。とはいえ、運行状況により計画どおりに運行できない場合もあることは承知しており、今後の滞留状況を注視し、改善の必要があれば再度見直しを実施していきます。
今回いただいたご意見については、大変貴重なものと受け止めさせていただきますが、諸事情をご賢察のうえ、ご理解のほどよろしくお願いします。
交通局自動車本部路線計画課
電話:045-671-3195 FAX:045-322-3912
Email:kt-rosenkeikaku@city.yokohama.lg.jp
2024年11月20日
※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。