受付年月 | 2024年10月 |
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要望区 | 全市 |
事業名 | 市民からの提案 |
内容分類 | 交通・道路 > バス > バスダイヤ・定時運行 |
対応区分 | 要望等にお応えできません |
7系統、29系統は長距離路線で赤字路線とのことですが、均一運賃であることが赤字の原因だと思います。乗車区間に応じて運賃が変わるようにしてはどうでしょうか。また、物価高騰に伴いバス運賃を値上げする会社もあるため、市営バスの運賃を一律値上げすることも提案します。
これからも市民の足としてバス路線を維持できるよう、このような収入増の取組を検討してみてはいかがでしょうか。
市営バスの運賃については、市議会での議決と、監督官庁である国土交通省の認可をいただいた上で実施しています。認可の申請にあたっては、バス路線全体として、運行に必要な経費を賄えるだけの収入を運賃としていただく「総括原価方式」という国の考え方に基づき運賃を設定しています。
今回ご提案いただいた乗車区間に応じた運賃とは、対キロ区間制と言われる運賃制定形態ですが、総括原価方式の考え方のもとでは、対キロ区間制と均一制のいずれを採用した場合でも、市営バスの路線全体としていただけるのは運行に必要な経費を賄えるだけの収入とされており、運賃制定形態を変更しても増収が図れるわけではありません。運賃収受方法の点においても、対キロ区間制では運賃の支払い時に申告制又は整理券方式により乗降停留所を確定させる必要があり、均一制に比べてお客様の乗降に時間がかかることから、通勤・通学で多くのお客様が利用される都市内の路線にはそぐわないものと考えます。
均一運賃の値上げについてもご提案いただきましたが、交通局では現在、昨年度策定した中期経営計画に基づき増収やコスト削減に取り組んでいるところです。運賃の値上げは利用者の皆様に直接的な負担となることから、こうした収支改善のための企業努力を積み重ねた上で慎重に見極めていく必要があると考えています。
交通局経営管理部経営管理課
電話:045-671-3169 FAX:045-322-3911
Email:kt-keieikanri@city.yokohama.lg.jp
2024年10月21日
※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。