受付年月 | 2024年09月 |
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要望区 | 西区 |
事業名 | 市民からの提案 |
内容分類 | 市民利用施設 > 動物園 > 動物園管理・運営 |
対応区分 | 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等) |
野毛山動物園のリニューアルには、動物福祉の点でとても期待をしています。
現状の環境で最大限に動物たちに工夫・配慮をしてくれている展示場の想いには頭が下がりますが、リニューアル案にツキノワグマとミナミコアリクイについての具体的な案が見つけられなかったため、以下の意見を出します。
・ツキノワグマの展示場の改善を強く求めます。大変魅力的で愛らしい2頭は、展示方法次第で園の人気者になると思います。ズーラシアのような環境はなくても、せめて走り回れるスペースと循環式プールを用意し、木登りする2頭を見たいです。午前午後入れ替え制にするなど考慮があればスペースも確保できるのではないでしょうか。
・活発なミナミコアリクイの親子が思い切り走ったり、野性味あふれる姿が見られるような展示スペースを設けてほしいです。
・広い展示スペースが必要な大型動物はズーラシアや金沢動物園に集約して、野毛山動物園は自身のポテンシャルを最大限に利用した動物園を目指してほしいです。今いる動物たちの動物福祉を最優先し、横浜で一番古い動物園として、他の2園をリードしてください。
・入園料は徴収してほしいですが、様々な意見があると思いますので、入園無料を継続するなら休園日を週2日にするなど、動物やスタッフの負担を軽くする運営にしてほしいです。
・災害級の暑さが続いているので、動物たちの命を守ってください。暑さのために展示をお休みしたり、短縮してもいいと思います。来園者に理由を説明すれば理解は得られると思います。
横浜市の動物園3園は、動物福祉にのっとり、市民もそれを理解し支持する姿勢を全国にアピールしてほしいです。
野毛山動物園のリニューアルについては、動物の展示計画も含め現在検討を進めています。ツキノワグマやコアリクイなど現在飼育中の動物については、動物種ごとに適切な飼育スペースを確保し、それぞれの動物が住みやすい環境を整備していく予定です。また、十分な飼育スペースの確保が困難である動物種については、ズーラシア等他の動物園に移動することなども含め、より良い飼育環境を確保していきたいと考えています。
また、入園料や暑さ対策も含めて、貴重なご意見につきましては野毛山動物園のリニューアルや今後の運営の参考とさせていただきます。
今後も、動物のより良い飼育環境の整備を通じて、お客様により多くの驚きや発見そして安らぎと学習機会を提供できる再整備を目指してまいりますので、引き続き、応援のほどよろしくお願いします。
みどり環境局公園緑地部動物園課
電話:045-671-4124 FAX:045-550-4650
Email:mk-dobutsu@city.yokohama.lg.jp
2024年10月1日
※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。
関係部署間で情報共有を行いました。