「市民の声」の公表


詳細内容

市営バスの路線計画について増便などを要望します

受付年月 2024年09月
要望区 都筑区
事業名 市長陳情
内容分類 交通・道路 > バス > バス計画・新設
対応区分 要望等にお応えできません
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投稿要旨

横浜市では令和6年4月以降、300本以上の市営バスが減便されています。人材確保がままならない場合は、さらなる減便もあり得るとしているなか、こどもや高齢者、障害者などにとっては交通利便性を損なう大変深刻な問題です。市民の暮らしを支える地域公共交通機関として、下記のとおり取組を要望します。

1 下記、減便された本数をもとに戻してください。

301系統(江田駅-仲町台駅)、304系統(江田駅-センター南駅)、73系統、318系統(仲町台駅-センター南駅)、302系統(仲町台駅-センター南駅)、80系統(中山駅-センター南駅)、28系統(中山駅-新羽駅)

2 廃止された310系統を復活させてください。

回答

現在のバス事業は、少子高齢化の影響によりお客様が年々減少していく中で、コロナ禍におけるリモートワークなどの「新しい生活様式」の定着に伴いお客様が一層大幅に減少し、非常に厳しい経営状況となっております。

また、令和6年4月からバス乗務員の長時間労働を防ぐ目的として「改善基準告示」が改正され、乗務員の勤務時間が短縮されています。これにより、乗務員不足に拍車がかかるため、一定の運行効率化は避けられない状況です。

加えて、全国的に大型二種免許保有者数は年々減少する一方で、途中退職者は増加傾向にあり、今後も深刻な乗務員不足が見込まれます。

こうしたことから、今後も市民の足として市営バスネットワークを維持できるよう、最寄り駅までの交通手段としての位置付けを明確化し、お客様のご利用実態に合わせた運行便数の効率化、長距離路線の短絡化、夕方から夜間帯の運行便数の見直しなど、路線の効率化を実施しています。

今回ご要望いただいた路線は、令和5年度の路線別収支において、全て損益が赤字となっています。

増便するとなると、新たな車両の購入や乗務員の確保が必要となり、採算を確保できる見通しは乏しいうえ、乗務員の確保も困難な状況では、ご要望にお応えすることは非常に難しいと考えております。

310系統は、平成28年度の路線別収支において約2,700万円の赤字であり、平成29年10月都筑区南部地区路線再編に伴い、廃止となりました。

市営バスの他の系統が運行をしていることで、代替路線は確保されていると考えております。

今回いたいただいたご要望については、大変貴重なものと受け止めさせていただきますが、諸事情をご賢察のうえ、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 

問合せ先

交通局自動車本部路線計画課
    電話:045-671-3194  FAX:045-322-3912   Email:kt-rosenkeikaku@city.yokohama.lg.jp

公表内容基準日

2024年10月2日   

※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。


この件に関するご意見等がありましたら「市民からの提案」をご利用ください。

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