受付年月 | 2024年08月 |
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要望区 | 中区 |
事業名 | 市民からの提案 |
内容分類 | 交通・道路 > バス > バス停・バスターミナル |
対応区分 | 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等) |
市営バス105系統のルートについて、山手駅に到着するルートを設定してください。夏場には大和町や上野町の停留所から山手駅まで歩くのが困難なため、通勤・通学する人や子どもが暮らしやすいルートを考えてください。
さらに、105系統のルートに、市大病院付近を経由して京急線日ノ出町駅周辺へ向かうルートも検討してください。
現在のバス事業は、少子高齢化の影響によりお客様が年々減少していく中で、コロナ禍におけるリモートワークなどの「新しい生活様式」の定着に伴いお客様が一層大幅に減少し、非常に厳しい経営状況となっています。
また、本年4月よりバス乗務員の長時間労働を防ぐ目的として「改善基準告示」が改正され、乗務員の勤務時間が短縮されています。これにより、乗務員不足に拍車がかかるため、一定の運行効率化は避けられない状況です。
加えて、全国的に大型二種免許保有者数は年々減少する一方で、途中退職者は増加傾向にあり、今後も深刻な乗務員不足が見込まれます。
こうしたことから、今後も市民の足として市営バスネットワークを維持できるよう、最寄り駅までの交通手段としての位置付けを明確化し、お客様のご利用実態に合わせた運行便数の効率化、長距離路線の短絡化、夕方から夜間帯の運行便数の見直しなど、路線の効率化を実施しています。
さらに、小型バスは、運行コストは大型バスとほとんど変わらない一方で、定員(35名)が少ないため、コロナ禍前から全路線が赤字であり、採算性は極めて厳しく、運行経費の負担のあり方等について課題となっています。
バス路線の新設には、採算に見合うことや乗務員の確保などが必要となることから、ご要望にお応えできないことが多いのが現状です。
ご提案の105系統のルートに「山手駅前」行きの設定については、本牧通りから山手駅までの区間が一部、狭あい路となっているため、同区間を運行している20系統及び222系統で使用しているのと同様、小型車両の投入が必要となります。そうなると採算性の極めて厳しい小型路線を拡大することになるため、対応は困難と考えています。
また、京急日ノ出町駅周辺に向かうルートについては、同エリアをフジエクスプレス株式会社が運行していることからも、現時点では難しいと考えています。一方、市大病院付近を経由する便の新設についても、乗務員や車両を新たに用意する必要がありますが、採算を確保する見通しは乏しいうえ、乗務員確保も困難な状況では、対応は困難と考えています。
交通局自動車本部路線計画課
電話:045-671-3195 FAX:045-322-3912
Email:kt-rosenkeikaku@city.yokohama.lg.jp
2024年9月20日
※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。