受付年月 | 2024年06月 |
---|---|
要望区 | 全市 |
事業名 | 市長陳情 |
内容分類 | 教育 > 教育内容 > その他教育内容 |
対応区分 | 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等) |
1 夜間学級の見学を実施してください。
2 夜間学級のPRを抜本的に改善してください。
3 夜間中学の役割を正当に評価し、「第5期横浜市教育振興基本計画」(2026〜2029年度)へ「本編」として掲載してください。
4 本市在住又は在勤でなくても、横浜市立中学校夜間学級へ入学できるようにしてください。
5 神奈川県内の義務教育未修了者が市町村帰属にかかわりなく、近くの夜間中学校へ通学できるよう近隣市町村等と協議を進めてください。
6 「日本語特別クラス」を設置してください。
7 夜間中学が学齢超過者(不登校・引きこもりの若者等)の進路先の一つであることを広く市民にPRしてください。
8 随時入学受入れを原則とし、少なくとも12月までは受け入れるようにしてください。また、入学時の学年は柔軟に決定してください。
9 夜間学級の配当予算を増額するとともに、使用できる教室等を増やしてください。
10 給食を実施してください。
11 全国夜間中学校研究会加盟のため、年間分担金について次年度予算に計上してください。
1について
夜間学級では、様々な事情を抱えた生徒が入級していて、なかには、配慮の必要な生徒がいることなどから、現在は、見学の受入れを実施していません。
2、7について
令和5年度に「横浜市立中学校夜間学級のご案内」チラシ、本市ウェブページ及び市広報誌において、夜間学級の入級要件を見直しました。
チラシについては、従来の言語に加え、新たにネパール語版と韓国・朝鮮語版を作成し、合計8言語版のチラシを発行しました。また、チラシのデザインの刷新を行っています。これらは、ポスターとともに、各区役所に掲示、配架の依頼をしています。さらに、国際交流ラウンジなどにもチラシの配架依頼をしています。
中学校の課程を修了しないまま学齢期を経過した方や既卒者など、チラシや市の広報誌、市のウェブページをご覧になった夜間学級への入級を希望する方々からお問い合わせをいただいており、全ての希望者一人ひとりの状況を丁寧に聞き取り、個々のケースに応じた対応をしています。
3について
本市の夜間学級(夜間中学)の歴史は長く、昭和の時代から、義務教育での学びの機会を保障してきています。また、平成28年に成立した「教育機会確保法」により、学齢期を経過した者であって就学の機会が提供されなかった者等に夜間その他特別な時間において授業を行う学校における就学の機会その他の必要な措置を講じるものと、具体的に規定されていて、夜間学級は重要な役割を担っています。第4期横浜市教育振興基本計画では、柱1「一人ひとりを大切にした学びの推進」施策4「多様な教育的ニーズに対応した教育の推進」で、施策の目標・方向性を「増加する不登校児童生徒や日本語指導が必要な児童生徒の支援を充実させるとともに、 教育機会の保障に向けた取組をはじめとする子どもの貧困対策の推進や教育相談の充実 など、多様な教育的ニーズに対応した教育を推進します。」としており、この中で夜間学級に関するコラムを掲載しています。次期の計画等への掲載については、ご要望として承ります。
4、5について
横浜市立中学校の夜間学級については、横浜市民及び市在住在勤の方を対象としています。現在、県下の市町村教育委員会を対象に神奈川県教育委員会が主催する「相模原市立夜間中学校広域連携協議会」に横浜市教育委員会も参加し、必要な情報交換を行い、連携を図っています。
6について
日本語指導については、蒔田中学校の近くにある横浜商業高校内に設置している日本語教室の利用のほか、課題別学習の時間を設け、個人の課題に応じた学習を行っています。今後も日本語を含む基礎学力の一層の充実に向けて、研究を進めていきます。
8について
充実した学校生活と中学校の教育課程を保障するため、受入を前期末(10月2週目)までとしています。
なお、夜間学級への入級については、生徒本人・保護者に十分話し合いをしたうえで、手続きを進めています。
9について
予算については、毎年度、必要経費として「中学校夜間学級運営費」を計上し、必要物品の購入等の学習環境の整備を行っています。さらに、令和4年度からは、文部科学省の補助金制度を活用し、より充実した予算の計上を図っています。
教室については、生徒数等の学級の実情に応じて、検討していきます。
10について
食事等については、各自の実情に応じて、授業開始前や休み時間に軽食を取るなどして対応いただいています。
11について
全国夜間中学校研究会は任意の研究会であるため、教職員は必要に応じて研究会が行う研修に参加することができます。また、学校としての加入は蒔田中学校の意向を踏まえ、必要に応じて検討していきます。
なお、横浜市教育委員会では、教科等専門研修や日本語指導者養成講座研修などを行っており、夜間学級の教職員も研修に参加することが可能です。
教育委員会事務局学校教育企画部小中学校企画課
電話:045-671-3285 FAX:045-664-5944
Email:ky-kikaku@city.yokohama.lg.jp
2024年8月30日
※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。