受付年月 | 2024年03月 |
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要望区 | 全市 |
事業名 | 市長陳情 |
内容分類 | 都市経営・運営 > 米軍施設 > 米軍施設 |
対応区分 | 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等) |
1 米軍並びに自衛隊の横浜ノースドック利用実態について、港湾管理者としてどのような方法等で具体的に把握しているのか、明らかにしてください。
2 港湾管理者の業務としての「巡視」などの具体的実施状況を過去5年について明らかにしてください。横浜港の使用協定や横浜港使用許可書など入港手続きを開示してください。
3 大型クルーズ船舶、シーバス、観光定期運航船等々、高い頻度で多くの船が行きかう横浜港の安全管理者として、安全確保の観点から米軍当局への強い申し入れが必要ではないですか。
4 横浜ノースドックでオスプレイの離発着や揚陸艇運用訓練などの利用に関連して、利用日の事前把握や港湾内の海上安全対策、また騒音など周辺居住者への影響など、港湾管理者としてその都度どのように把握され、どのような対策を講じていますか。
5 軍艦の修理点検を請け負う本牧ふ頭の造船所、設備工場に英国軍艦が入所したと聞きます。このような民間施設への外国軍艦の入所、接岸も横浜港と一体的に捉えるべきではないかと考えますが、横浜市の見解を伺います。
6 神戸市は外国軍艦の入港に際し、非核証明書提出を条件としているが、横浜市はこの非核神戸方式をどうように考えますか。
7 米軍による民間の空港や、港湾の利用の増加が報じられています。神奈川県知事も米軍の「制約が必要」と議会で答弁しています。最近では石垣港、小樽港に米軍艦艇が入港し、住民、港湾事業者、港湾労働者の抗議行動が起きています。米軍艦艇が入港した函館港、新潟港、苫小牧港、大阪港、あるいは米軍機が着陸した青森空港、帯広空港などがそれぞれどのように対応しているか、横浜市は調査、把握していますか。
1 港湾局では、横浜港に入出港する船舶が、航路や岸壁等の港湾施設を安全かつ効率的に利用できるよう、24 時間 365 日船舶の着離岸や移動等の動静を把握し、海上保安庁や船舶の入出港を支援する水先人、タグボート会社等に伝達しています。
瑞穂ふ頭/横浜ノース・ドックに入出港する船舶についても、その一環で情報を把握しています。
2 「港湾法」第 12 条に基づき、港湾管理者は港湾区域及び港務局の管理する港湾施設を良好な状態を確認するため適宜港内の巡視を行っていますが、横浜ノースドックに特化した巡回は行っておりません。
また、横浜港の使用に関する協定や横浜港の入港の許可手続の制度はありません。
3 横浜港の港湾区域内におけるすべての船舶の航行ルールや入出港の管理は、港則法、海上衝突予防法等により規定されており、海上保安庁が所管しています。
4 港湾局として、瑞穂ふ頭/横浜ノース・ドックで実施される訓練等については把握しておりません。
5 市内民間造船所における外国艦船の整備をはじめ、わが国の安全保障に関わることについては国の専管事項であり、国が責任を持って対応していく必要があります。 国に対しては、引き続き、必要な情報提供を求め、市民の皆様が不安とならないよう努めていきます。
6 横浜港には、本市の権限の及ばない米軍施設(瑞穂ふ頭/横浜ノース・ドック)が存在し、「非核証明」のない外国艦船の入港を拒否することは困難な状況にあります。
7 本市では、他港において米軍艦船が入港した際の対応状況について、調査、把握はしておりません。
港湾局港湾管理部水域管理課
電話:045-671-7130 FAX:045-641-8749
Email:kw-suiiki@city.yokohama.lg.jp
2024年5月14日
※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。