「市民の声」の公表


詳細内容

鶴見駅中距離電車停車事業化等を要望します

受付年月 2024年03月
要望区 鶴見区
事業名 市長陳情
内容分類 交通・道路 > 鉄道 > 鉄道計画・新設
対応区分 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等)
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投稿要旨

鶴見駅の公共交通ネットワークとしての利便性向上、横浜と東京都心・羽田方面とのアクセス拠点としての発展等のため、次のとおり要望します。

1 神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)の鶴見駅停車に向けたホームの新設及びこれに伴う駅舎改良を実現するための鉄道事業者との協議や財源確保に向けた国費導入など事業化に向けた検討の深化

2 公共交通ネットワークの利便性・安全性向上に向けた要望

(1) 京急鶴見駅への特急電車停車や、駅間連絡施設等JR鶴見駅舎改良と併せた駅施設の整備に向けた取組の推進

(2) 鶴見線混雑緩和に向けた、市としての働きかけ

(3) 横浜環状鉄道(鶴見〜日吉間)の早期整備に向けた取組の推進

(4) 東海道貨物支線貨客併用化(品川・東京テレポート〜浜川崎〜桜木町)に向けた取組の推進

回答

1 神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)から直通する電車の鶴見駅停車については、これまで神奈川県鉄道輸送力増進促進会議を通じて東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR東日本」と言います。)に要望するとともに、日本貨物鉄道株式会社(以下「JR貨物」と言います。)に協力を要請してきました。

JR東日本からは、「駅構内にホーム新設スペースがないことから大規模な施設改修が必要であり、これは、地元からの要請による地元負担が前提である。また、ホーム設置に伴う技術的な検討やJR貨物との協議も必要になる。」との見解が示されています。

また、JR貨物からは、「相鉄・JR直通線での駅新設に伴う旅客車停車による貨車の運行影響や、輸送障害時での貨車の退避が困難になるなど貨物輸送への影響が大きい。」との見解が示されています。

このようにさまざまな課題がありますが、引き続き、鉄道事業者の協力を得ながら、生活様式変化による相鉄・JR直通線の利用状況を見据えたうえで、実現可能性を検討していきます。

2(1) 京急鶴見駅への特急電車停車については、これまでも神奈川県鉄道輸送力増強促進会議を通じて京浜急行電鉄株式会社に要望してきました。一方、同社からは「現在のお客さまニーズを踏まえ、各駅の乗降客数や混雑率、また、他社線との乗り換え利便等、沿線全体のバランスを考慮したうえでダイヤを作成し、改正しております。できるだけ多くのお客さまに便利にご利用いただけるよう、お客さまニーズに応じた柔軟なダイヤを目指し作成してまいりますので、何卒ご理解をいただければと存じます。」との回答をいただいています。

また、駅間連絡施設については、駅舎改良等の機会をとらえ、事業者とともに検討するものと考えています。

2(2) 鶴見線については、これまでも神奈川県鉄道輸送力増強促進会議などで輸送力の増強をJR東日本に要望しており、平成30年、令和2年と2度にわたりダイヤ改正を行い、増発していただきました。

今後も、さらなる利便性向上に向け、JR東日本に要望していきます。

2(3) 横浜環状鉄道については、事業性に課題があることから、長期的に取り組む路線とし、社会情勢の動向を踏まえ、鉄道整備の事業性確保に向けた検討を進めます。

2(4) 東海道貨物支線の貨客併用化については、多くの自治体にまたがる長い路線であり、沿線の土地利用の動向などを踏まえて長期的に検討を進めていく路線とし、引き続き、沿線自治体等で構成される「東海道貨物支線貨客併用化整備検討協議会」と連携しながら検討を進めます。

問合せ先

都市整備局都市交通部都市交通課
    電話:045-671-3576  FAX:045-663-3415   Email:tb-toshiko@city.yokohama.lg.jp

公表内容基準日

2024年5月1日   

※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。


この件に関するご意見等がありましたら「市民からの提案」をご利用ください。

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