受付年月 | 2024年02月 |
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要望区 | 金沢区 |
事業名 | 市民からの提案 |
内容分類 | 交通・道路 > バス > バス計画・新設 |
対応区分 | 要望等にお応えできません |
市営バス321系統内回りについて「木材港入口」〜「慶珊寺前」までの距離が長いため、次のとおり提案します。
1 「サブセンター前」のバス停名を「並木地域ケアプラザ」に名称変更する。
2 「木材港入口」〜「慶珊寺前」の間にある、並木地域ケアプラザ前にバス停を新設する。
交通局の経営の収支見通しは厳しく、令和6年度の営業収支は25億円の赤字が見込まれ、令和10年度には深刻な資金不足により、経営健全化団体への転落が懸念されています。また、令和6(2024)年4月より施行される改善基準告示の改正(バス乗務員の働き方改革)により、必要な乗務員数が増加し、乗務員不足に拍車をかけ、運行の確保に苦慮しているところです。そういった状況で、市内バスネットワークを最適化し、維持していかなければならないと考えています。
市営バス321系統については、地域の方々から運行ルートのご要望をいただいて、現在の経路で運行を開始しました。運行の時間帯も長く、便数も15便と多めに設定したため、経費が増大しており、それが赤字の額につながっているものと考えています。令和4年度の路線別収支状況では、赤字額が約3,700万円、営業係数は338.7(ワースト3)となっており、非常に効率の悪い路線になっています。そこで、地域の代表の方々と意見を交換し、今後の路線の効率化を検討しています。
こうした状況を踏まえ、次のとおりお答えします。
1 バス停の名称の変更について
バス停名称については、既に地域に馴染んでいる名称もあり、変更する際には慎重な検討が必要であり、現在は路線の認知を定着させることが優先だと考えています。また、名称変更においても費用がかかることから、交通局の厳しい経営状況を踏まえる必要があります。このような観点を踏まえつつ、より分かりやすいバス停名称を検討することが必要と考えています。
2 バス停の新設について
バス停の新設には、設置場所の地先や周辺地域にお住まいの方々の了解や、交通管理者・道路管理者と安全面に関しての調整、設置費用の捻出も必要となります。しかし、並木地域ケアプラザ付近の「サブセンター前」バス停は、1便あたり1人にも満たない利用状況となっています。厳しい経営状況も踏まえますと、既設のバス停の反対方向側のバス停の新設は困難と考えています。
いただきましたご提案は、貴重なものと受け止め、今後の路線計画の参考とさせていただきます。
交通局自動車本部路線計画課
電話:045-671-3194 FAX:045-322-3912
Email:kt-rosenkeikaku@city.yokohama.jp
2024年2月22日
※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。