受付年月 | 2023年10月 |
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要望区 | 泉区 |
事業名 | 市民からの提案 |
内容分類 | 保健・衛生・医療 > 医療 > 救急・救命 |
対応区分 | 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等) |
赤ちゃんの具合が悪く、横浜市救急相談センターで病院を教えてもらい、タクシーで行こうとしましたが、断られてしまったので救急車を呼びました。その際、救急隊員の対応が不適切でした。
このたびは、当署の職員の発言や対応により、不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございませんでした。お子様が発熱をし、重症化する恐れがあるという深刻な状況下において、〇〇様が不安な気持ちでいることに対しての配慮が不足していました。誠に申し訳ございませんでした。以下の点についてご回答させていただきます。
1 救急要請について
乳幼児の発熱は体温調整機能が未熟で免疫機能も低いため、重症化するリスクが常にあります。そのため、医療機関に受診して専門医に見てもらう必要があるので、救急要請については適切であり、迷惑な救急要請にあたりません。
救急隊員から不適切な発言があり、不快な思いをさせてしまいました。お子様の発熱で不安な気持ちでいることに対してのご配慮が不足していました。誠に申し訳ありませんでした。
2 救急隊の活動について
救急隊は詳細で正確な情報を収集し、医療機関へ伝達する任務があります。重症化するリスクが潜んでいるからこそ、細かくお話を伺わせていただきました。また、病院連絡の電話では必要な情報を整理して、端的にお伝えさせていただいています。伺った情報については医療機関到着後に医療関係者と情報を共有させていただいていますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
3 小児救急医療の知識について
小児の発熱に関する活動について、救急活動要領に記載されていて、重症化する恐れについて念頭に入れた活動を行いましたが、傷病者やご家族の不安に寄り添った発言や活動には至りませんでした。小児救急の知識を広げるとともに、救急隊員の市民対応や接遇についても、今一度指導を行い、市民の皆様への不安に寄り添った救急活動を行っていきます。
4 小児救急ダイヤルについて
小児救急ダイヤルは回線が少なく、問い合わせが多いため、繋がりづらい状態が続いています。また、症状に対する相談の受付が目的となっているため、1回の対応時間が20〜30分となることもあり、繋がりづらい状態が続いています。
なお、横浜市救急相談センターは、緊急度重症度を判別することを目的としているので比較的スムーズに繋がります。横浜市在住の方で急病やケガで迷ったときには横浜市救急相談センターを推奨させていただいています。
また、今回の案件については小児救急ダイヤルを管轄する神奈川県健康医療局にも情報を共有させていただいています。
5 救急隊員の氏名の公表について
今回の活動は泉消防署中田救急隊による活動です。「市民からの提案」の回答や今後のご対応については泉消防署として取り組ませていただきますので隊員の氏名公表については差し控えさせていただきますよう、よろしくお願いいたします。
今後も、救急車の活動や救急要請に関することで、ご意見等ありましたら、遠慮なく泉消防署あてにご連絡願います。今回の貴重なご意見を今後の救急活動に反映させていきます。このたびは大変申し訳ございませんでした。
消防局泉消防署警防課
電話:045-803-0119 FAX:045-803-0119
Email:sy-izumi-k@city.yokohama.jp
2023年11月9日
※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。
対面にて直接お詫びを行いました。