「市民の声」の公表


詳細内容

市営バスの利便性を高めてください

受付年月 2023年09月
要望区 全市
事業名 市民からの提案
内容分類 交通・道路 > バス > バスダイヤ・定時運行
対応区分 要望等にお応えできません
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投稿要旨

泉町方面から市民病院へ行く場合、往復で3回バスに乗る必要があります。単純な片循環はやめて、87系統を一部ループとなるような運行にしてください。

具体的には、「横浜駅西口→泉町→三ツ沢上町駅→三ツ沢公園自由広場→市民病院→三ツ沢公園桜山→三ツ沢上町駅→泉町→横浜駅西口」の運行経路を提案します。

また、新横浜通りを走る44系統や83系統が他事業者へ移管されたため、市営バスの定期券を持っている者は、乗車できるバスが減り不便です。

そして、同じような時間に固まって走るのではなく、均等間隔の運転のほうが断然利用しやすいです。

83系統移管を機にダイヤの見直しをしてください。

回答

1 87系統について

市営バスの経路は、運行時間及び距離を効率的なものとすることで、限られた車両台数及び乗務員数で市営バスネットワークを確保しています。

87系統は、最もご利用の多い横浜駅西口から市民病院間の速達性を考慮して、現在の経路で運行しています。ご提案いただいた経路の場合、市民病院まで乗車するお客様の速達性が失われ、利便性が損なわれてしまいます。

一方で、国道1号線の「松本」停留所から、「市民病院」まで運行している88系統のご利用はほとんどなく、仮に87系統をご提案いただいた経路で運行しても増収が見込めないと考えます。

これらのことから、ご提案いただいた経路の運行は難しいと考えています。

2 44系統及び83系統について

現在のバス事業は、少子高齢化の影響によりお客様が年々減少していく中で、コロナ禍におけるリモートワークなどの「新しい生活様式」の定着によりお客様が一層大幅に減少し、非常に厳しい経営状況となっています。バス乗車人員数をコロナ禍前と比較すると、依然として2割程度落ち込んでおり、お客様は戻っていません。

加えて、令和6(2024)年4月より施行される改善基準告示の改正(バス乗務員の働き方改革)により、必要な乗務員数が増加し、乗務員不足への対応に苦慮しています。

このような状況の中、将来にわたり市営バスネットワークを維持するためには、ご利用状況に合わせたバス路線の見直しは避けられないものであり、市内全域で見直しを実施しています。

特に、同一路線又は近隣路線を複数の事業者が運行している地域では、他の事業者と連携を深め、運行事業者の一本化などにより、市内バスネットワークの全体最適化に努めなければなりません。

44系統及び83系統については、お客様の減少が続き、路線維持が困難であったため、市内バスネットワークの全体最適化の観点から、運行地域内に事業所を構える相鉄バス(株)に運行事業者を変更させていただくこととなりました。

複数事業者が運行する路線では、各事業者がそれぞれ運行を判断するため、均等間隔のダイヤを編成することが難しく、いわゆる「団子運転」を招きやすくなりますが、運行事業者を一本化することで、効率性だけでなく利便性の高い運行が可能になると考えています。

なお、10月1日以降のダイヤは、相鉄バス(株)による浜83系統の運行となりますので、当該事業者にご確認ください。

このたびの事業者変更は、周辺地域の住民の皆様の利便性をできる限り損なわないように、生活に必要な移動手段を維持していくための対応です。

問合せ先

交通局自動車本部路線計画課
    電話:045-671-3194  FAX:045-322-3912   Email:kt-rosenkeikaku@city.yokohama.jp

公表内容基準日

2023年10月11日   

※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。


この件に関するご意見等がありましたら「市民からの提案」をご利用ください。

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