受付年月 | 2023年09月 |
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要望区 | 金沢区 |
事業名 | 市長陳情 |
内容分類 | 交通・道路 > バス > バス計画・新設 |
対応区分 | 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等) |
市民の足である並木地域から金沢区役所へ行くバスは、赤字を理由に廃止されました。その結果、地域住民は日々の生活で不便を強いられています。
また、文庫方面には大きな病院がありますが、並木地域から文庫方面に行くバスがありません。地域医療充実のためにも移動手段の確保が必要だと考えてます。
これからも安心して暮らし続けられる街、若い世代も住みたくなる街にするために、住民の身近な足であるバスを早期に実現することを要請します。
本市では、地域に必要な交通サービスをどのように確保し、持続可能なものとしていくかが、非常に大きな課題であると認識しています。
主な交通手段であるバスネットワークの維持や、地域内の多様な移動ニーズに対応するため、既存の公共交通の利用促進や、タクシー等を活用した新たな移動サービスの導入など総合的な視点から検討や取組を進め、持続可能な地域交通の実現に向けた取組を推進していきますので、ご理解いただきますようお願いします。
交通局の経営の収支見通しは厳しく、深刻な資金不足が見込まれています。また、令和6年4月から適用される「改善基準告示」の改正(バス乗務員の働き方改革)により、必要な乗務員数が増加する一方で、乗務員のなり手は減少しており、乗務員の確保に苦慮しています。そういった状況で、市内バスネットワークを最適化し、維持していくためには、民間バス事業者との連携も必要であると考えています。
市営321系統については、運行ルートに関するご要望を地域の皆様からいただき、現在の経路で運行を開始しました。バスが運行している時間帯も長く、便数についても15便と多めに設定したため、経費が増大しており、それが赤字に繋がっているものと考えています。
そこで、現在、路線の効率化について、地域の代表の方々と話し合っています。
ご要望のとおり、新杉田駅、金沢文庫駅、金沢八景駅、南部市場を結ぶとなると、路線延伸となり、新規路線を設定する必要が生じ、さらなる収支の悪化も招きかねません。
そして、この新規路線は、鉄道や、民間バス事業者の路線と並行することになり、民間バス事業者との連携も困難になります。
以上のことから、ご要望に沿うことは難しいと考えています。
なお、並木地域から金沢区役所・文庫方面行バスの運行については、近隣で運行する民間バス事業者にもご要望をお伝えします。
交通局自動車本部路線計画課
電話:045-671-3194 FAX:045-322-3912
Email:kt-rosenkeikaku@city.yokohama.jp
2023年10月5日
※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。