「市民の声」の公表


詳細内容

小中学校に無償で使用できる生理用品を置いてください

受付年月 2023年07月
要望区 全市
事業名 市民からの提案
内容分類 保健・衛生・医療 > 衛生 > その他衛生
対応区分 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等)
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投稿要旨

生理の貧困の取組として、横浜市立学校に無償で使用できる生理用品を置いてください。

トイレットペーパーは無償で利用できるのにも関わらず、同じように生理現象である月経については支援が全くないということに疑問を持っています。小中学生には経済力がないため、生理用品が用意できずに困っていたとしても、自分では対処ができません。早急に導入を求めます。

回答

生理用品を用意できない児童生徒の背景は、貧困だけでなく、虐待、家族構成や家族関係、月経への考え方、生理用品を購入することに対しての羞恥心など多岐にわたります。このため、物資の提供だけで問題を解決することは困難であり、児童生徒一人ひとりに応じた支援や指導が必要です。

横浜市立学校では、保健体育の授業で性に関する指導を行うほか、修学旅行などの校外学習の事前指導の際、養護教諭が児童生徒に月経についての説明をします。また、児童生徒が急に生理になり、生理用品が必要になった場合や、下着が汚れた場合に備え、主に保健室などに生理用品やショーツを用意しています。

思春期の児童生徒は、初経を学校で迎えたり、月経周期が安定しないことも多く、生理に関する様々な悩みや不安を抱え保健室を訪れますが、養護教諭はこうした心情に寄り添い、一人ひとりの体調や健康状態を丁寧に聴きながら支援や指導を行い、生理用品や下着を渡しています。

渡した生理用品や下着については返却不要としている学校もあり、返却をお願いする学校においても、返却が難しい環境にある児童生徒には、返却を求めない等の配慮をしています。

いただいたご意見、ご提案を参考にしながら、学校では、今後も安心して性の知識が得られる環境や、いつでも相談できる人がそばにいる環境を目指し、体制の充実を図ってまいります。

問合せ先

教育委員会事務局人権健康教育部健康教育・食育課
    電話:045-671-3275  FAX:045-681-1456   Email:ky-kenkokyoiku@city.yokohama.jp

公表内容基準日

2023年8月7日   

※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。


この件に関するご意見等がありましたら「市民からの提案」をご利用ください。

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