「市民の声」の公表


詳細内容

医療的ケア児の保育料の日割りや減免制度等の見直しをお願いします。

受付年月 2023年05月
要望区 全市
事業名 市民からの提案
内容分類 子育て > 保育園 > 保育園料金
対応区分 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等)
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投稿要旨

医療的ケアが必要な子どもを保育園に預けていますが、体調の変化が大きく行ける日と行けない日があります。

また、保育園の受け入れ体制や定期的な通院の付き添いに対応するために働き方を見直さなければならず、世帯収入も大幅に減りました。

医療的ケア児の育児には様々な重い負担がかかっています。保育料の日割りや減免について、柔軟な料金制度の検討をお願いします。

回答

利用料(保育料)は、年間の収入から決定した税額を反映させるまでに一定の時間を要するため、全国統一で毎年9月に最新の税額に合わせた利用料を決定しています。この間、保護者様のどちらか(又は両方)の失業などによる著しい収入減少や、入院や手術など予定外のやむを得ない支出増加など、家計が急変し利用料の支払いが困難な場合には、ご相談をいただいた上で減免の対象とすることがあります。

今回、減免の対象とはならないとの回答が区からあったとのことですが、減免については、その時々で状況を伺って、挙証等も含めて判断を行うこととなります。様々にお困りの状況があり、ご投稿をいただいた内容だけではご案内やお答えが難しい点がありますので、お手数ですが、改めて詳細な状況を区こども家庭支援課までご相談いただくようお願いいたします。

また、利用料は、保育所等に勤務している保育士や看護師をはじめとした職員の人件費や保育所の運営維持の経費の一部となっています。そのため、利用料の日割りについては、災害など「子ども・子育て支援法」に定められた場合にのみ実施しています。

医療的ケア児に関する法律ができ、本市としても支援を拡充しているところです。一方で、今回お声をいただいたとおり、利用料の減免制度や日割り制度については、医療的ケア児のいるご家族のご事情を踏まえた制度とはなっていない側面もあるかと思います。園の受け入れ態勢、児童の入院や体調の影響といった切実なご事情も真摯に受け止め、国や関係機関にも確認を行いながら、医療的ケア児の円滑な受入れや利用にあたり、どのような支援ができるか検討していきます。

医療的なお世話をされながらの子育てには、経済的な事情をはじめとして多くのご苦労があろうかと思います。本市としても、医療的ケアを必要とされているお子さんがいらっしゃるご家庭の支援を充実させていく必要があると考えています。

この度は貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。

問合せ先

こども青少年局保育・教育部保育・教育認定課
    電話:045-671-0255  FAX:045-550-3942   Email:kd-hknintei@city.yokohama.jp

公表内容基準日

2023年7月5日   

※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。


この件に関するご意見等がありましたら「市民からの提案」をご利用ください。

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