受付年月 | 2023年06月 |
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要望区 | 金沢区 |
事業名 | 市民からの提案 |
内容分類 | 交通・道路 > バス > その他バス |
対応区分 | 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等) |
横浜市と京浜急行電鉄株式会社(以下、「京急電鉄」)は、乗合型移送サービス「とみおかーと」の実証実験を令和4年12月から行っていましたが、横浜市としての実証実験は令和5年3月に終了してしまいました。
現在、実証実験を継続しているのは京急電鉄だけとなりますが、この実験も最終的にはビジネス上の利益判断により事業化の中止となるのではないかと思っています。
「とみおかーと」事業について、一企業の判断で継続の可否を決めていいものなのか疑問に感じます。
この「とみおかーと」の存在意義は、坂が多い場所に住む高齢者や小さな子どもを持つ家庭等にとって、とても大きいです。
しかし、実証実験のためか、運行本数も少なく、周囲への認知も浸透していないように思います。「とみおかーと」がさらに認知され、便利さから主流の乗り物となれば、事業として成立するのではないでしょうか。
横浜市は、幅広い世代が本当に住みやすいまちとなるよう、長期的で広い視点をもって投資や施策を打つべきです。
そのためにも、「とみおかーと」をまちづくりという行政の視点から見直し、事業化してください。
現在行っている「とみおかーと」の実証実験については、前回と同様に京急電鉄、横浜国立大学、本市の3者による協力体制のもと、運行をしています。
運行本数に関しては、実証実験の段階であるため事業採算性の観点からも1台のみとなっています。ご不便をおかけして大変申し訳ございません。
広報関係につきましては、自治会町内会との連携を深めながら、運行ルート付近のダストボックスへの時刻表の貼付、町内会広報など継続的に行っています。夏に向けて乗車いただける機会が多くなることが想定されますので、より一層力を入れていきます。
ご記載の通り、急坂が多い地域では「とみおかーと」が高齢者を含む地域の様々な方々の外出の手助けになっていると考えております。
今回頂いた貴重なご意見は関係者に共有させていただきます。実験終了後についてはいただいたご意見や地域の方への浸透度合いなどを鑑みて検討を進めていきます。今後もご理解とご協力をお願いいたします。
都市整備局企画部企画課
電話:045-671-2024 FAX:045-664-4539
Email:tb-kikaku@city.yokohama.jp
2023年6月13日
※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。