「市民の声」の公表


詳細内容

保育料が3歳児クラスからでないと無償化されないのはなぜですか

受付年月 2023年05月
要望区 全市
事業名 市民からの提案
内容分類 子育て > 保育園 > 保育園料金
対応区分 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等)
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投稿要旨

幼稚園では満3歳から保育料が無償化されますが、保育園では3歳児クラスからでなければ無償化されません。なぜなのでしょうか。

回答

幼児教育・保育の無償化は、子ども・子育て支援法に基づいて実施しており、小学校就学前の3年間分の利用料を対象とすることを基本としています。開始年齢については、同法第30条において施設類型ごとの規定があり、保育所と幼稚園では異なっている状況です。

保育所等を利用するお子様(2号認定)については、3歳児クラス(満3歳の誕生日を迎えた年の翌年度4月)から利用料が無償となりますが、幼稚園を利用するお子様(1号認定)については、満3歳からを対象としています。

幼稚園利用のお子様を満3歳から無償化の対象とすることについて、国は、

1 学校教育法上、満3歳(3歳になった日)から入園できることとされている

2 満3歳児は翌年度の4月を待たず年少クラスに所属する場合も多い

3 令和元年10月以前の段階的無償化においても満3歳から補助対象としていた

など、他の施設や事業にはない幼稚園の事情を踏まえて、FAQ(よくある質問)等において考え方を示しています。

しかしながら、ご指摘にありましたように、施設によって対象となるお子様が異なることは、利用される保護者の皆様にとって分かりづらく、また、不公平感にもつながるため、課題があると考えています。

自治体によっては、独自に無償化を実施しているところもありますが、本市では財政負担が大きいことなどにより独自に実施するのは難しい状況です。

国に対しては子育て世帯の経済的負担が軽減されるよう様々な制度改正や財源措置などの要望をしていますので、なにとぞご理解くださるようお願いします。

問合せ先

こども青少年局保育・教育部保育・教育給付課
    電話:045-671-0232  FAX:045-663-1801   Email:kd-mushoka@city.yokohama.jp

公表内容基準日

2023年6月13日   

※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。


この件に関するご意見等がありましたら「市民からの提案」をご利用ください。

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