受付年月 | 2023年02月 |
---|---|
要望区 | 鶴見区 |
事業名 | 市長陳情 |
内容分類 | 交通・道路 > 鉄道 > 鉄道計画・新設 |
対応区分 | 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等) |
鶴見駅の公共交通ネットワークとしての利便性向上、横浜と東京都心・羽田方面とのアクセス拠点としての発展等のため、次のとおり要望いたします。
1 神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)の鶴見駅停車に向けたホームの新設及びこれに伴う駅舎改良を実現するための鉄道事業者との協議や財源確保に向けた国費導入など事業化に向けた検討の深化
2 公共交通ネットワークの利便性・安全性向上に向けた要望
(1) 京急鶴見駅への特急電車停車や、駅間連絡施設等JR鶴見駅舎改良と併せた駅施設の整備に向けた取組の推進
(2) 鶴見線混雑緩和に向けた、市としての働きかけ
(3) 横浜環状鉄道(鶴見〜日吉間)の早期整備に向けた取組の推進
(4) 東海道貨物支線貨客併用化(品川・東京テレポート〜浜川崎〜桜木町)に向けた取組の推進
1 神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)から直通する電車の鶴見駅停車については、これまで神奈川県鉄道輸送力増進促進会議を通じて東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR東日本」)に要望するとともに、日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)に協力を要請してきました。
JR東日本からは、「駅構内にホーム新設スペースがないことから大規模な施設改修が伴うことや、貨物輸送への影響が大きいことなどから関係自治体のご協力が不可欠である長期的な検討課題と考えております。」との回答を得ています。
引き続き、鉄道事業者の協力を得ながら、鉄道利用の変化なども考慮した上で、実現可能性を検討していきます。
2(1) 京急鶴見駅への特急電車停車については、これまでも神奈川県鉄道輸送力増強促進会議を通じて京浜急行電鉄株式会社に要望してきました。同社によると「ダイヤ改正に際しては、各駅の乗降客数や他社線との乗り換え利便等、沿線全体のバランスを考慮し、現状の保有施設を最大限に活用できるダイヤを目指し作成しておりますので、何卒ご理解をいただければと存じます。」とのことです。
また、駅間連絡通路については、駅舎改良の機会等をとらえて検討するものと考えています。
2(2) 鶴見線については、これまでも神奈川県鉄道輸送力増強促進会議などで輸送力の増強をJR東日本に要望し、平成30 年3月のダイヤ改正では、専門学校の下校時間に合わせ、弁天橋〜鶴見間に1往復の増発の対応をしていただきました。さらに、令和2年3月のダイヤ改正では、平日の夕方通勤時間帯上りは、1時間当たり1〜2本の増発及び土休日の日中、1時間当たり2本から3本に増発しました。
引き続き、さらなる利便性向上に向け、JR東日本に要望していきます。
2(3) 横浜環状鉄道については、事業性に課題があることから、長期的に取り組む路線とし、鉄道整備とまちづくりの連携方策等の事業性の確保に向けた検討を進めます。
2(4) 東海道貨物支線の貨客併用化については、多くの自治体にまたがる長い路線であり、沿線の土地利用の動向などを踏まえて長期的に検討を進めていく路線とし、引き続き、沿線自治体等で構成される「東海道貨物支線貨客併用化整備検討協議会」と連携しながら検討を進めます。
都市整備局都市交通部都市交通課
電話:045-671-3576 FAX:045-663-3415
Email:tb-toshiko@city.yokohama.jp
2023年5月25日
※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。