「市民の声」の公表


詳細内容

「第4期横浜市教育振興基本計画」に関して要望します

受付年月 2023年02月
要望区 全市
事業名 市長陳情
内容分類 教育 > 教育内容 > その他教育内容
対応区分 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等)
一覧のページにもどる

投稿要旨

策定予定の「第4期横浜市教育振興基本計画」について、以下の要望をさせていただきます。

1 計画の素案に夜間学級に関する記載がなかったのは、いかなる事情によるものなのか説明してください。また、本文に明記することを求めます。

2 横浜市には夜間学級での学び直しが必要とされる方が3万人近くいますが、こうした状況をいつまでに、どのように解消するのか目標と計画を記載してください。

3 県や他自治体の教育委員会とも連携・協力して問題解決の努力をしてください。

4上記3つの要望に対する市長の考えを示してください。

回答

1 本市の夜間学級(夜間中学)の歴史は長く、昭和の時代から、義務教育での学びの機会を保障してきています。

「第4期横浜市教育振興基本計画」では、柱1「一人ひとりを大切にした学びの推進」施策4「多様な教育的ニーズに対応した教育の推進」で、施策の目標・方向性を「増加する不登校児童生徒や日本語指導が必要な児童生徒の支援を充実させるとともに、 教育機会の保障に向けた取組をはじめとする子どもの貧困対策の推進や教育相談の充実 など、多様な教育的ニーズに対応した教育を推進します。」としており、この中で夜間学級に関するコラムを掲載しています。

2 中学校の課程を修了しないまま学齢期を経過した方や既卒者など、チラシや本市のウェブページをご覧になった夜間学級への入級を希望する方々からお問合せをいただいており、全ての希望者一人ひとりの状況を丁寧に聞き取り、個々のケースに応じた対応をしております。

また、夜間学級を1校とすることで一定数以上の生徒を確保し、集団での学習機会の提供を図ることや、本市としての人的・財政的支援を1校に集中し充実した教育活動を実施することができています。

3 横浜市立中学校の夜間学級については、本市の事業として実施する中で、生徒の通学の利便性なども考慮し、横浜市在住・在勤の方を対象としています。

現在、神奈川県下の市町村教育委員会を対象に、神奈川県教育委員会が主催する、「相模原市立夜間中学広域連携協議会」に、本市教育委員会や川崎市教育委員会も参加し、必要な情報交換を行い、連携を図っているところです。引き続き、神奈川県をはじめとした関係自治体と連携していきます。

4 「第4期横浜市教育振興基本計画」について、市長と教育委員会は教育政策の方向性を共有し、一致して執行にあたっており、要望1〜3と同一の見解に立っております。

問合せ先

教育委員会事務局学校教育企画部小中学校企画課
    電話:045-671-3265  FAX:045-664-5499   Email:ky-kikaku@city.yokohama.jp

公表内容基準日

2023年5月8日   

※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。


この件に関するご意見等がありましたら「市民からの提案」をご利用ください。

先頭に戻る