「市民の声」の公表


詳細内容

トイレに生理用品を標準配備してください

受付年月 2023年03月
要望区 全市
事業名 市民からの提案
内容分類 教育 > 学校施設 > その他学校施設
対応区分 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等)
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投稿要旨

貧困対策のために、横浜市立学校や駅のトイレに生理用品を標準配備してください。

回答

生理用品を用意できない児童生徒の背景は、貧困だけでなく、虐待、家族構成や家族関係、月経への考え方、生理用品を購入することに対しての羞恥心など多岐にわたります。このため、物資の提供だけで問題を解決することは困難であり、児童生徒一人ひとりに応じた支援や指導が必要です。

横浜市立学校(小学校・中学校・高等学校)では、保健体育の授業で性に関する指導を行うほか、修学旅行などの校外学習の事前指導の際、養護教諭が児童生徒に月経についての説明をします。また、児童生徒が急に生理になり、生理用品が必要になった場合や、下着が汚れた場合に備え、トイレではなく、主に保健室などに生理用品やショーツを用意しています。

思春期の児童生徒は、初経を学校で迎えたり、月経周期が安定しないことも多く、生理に関する様々な悩みや不安を抱え保健室を訪れますが、養護教諭はこうした心情に寄り添い、一人ひとりの体調や健康状態を丁寧に聴きながら支援や指導を行い、生理用品や下着を渡しています。

渡した生理用品や下着については返却不要としている学校もあり、返却をお願いする学校においても、返却が難しい環境にある児童生徒には、返却を求めない等の配慮をしています。

月経に関しては、学校生活や、児童生徒自身の健康に関する重要な話題の一つとして、児童生徒自ら話ができるよう、今後も支援・指導を行ってまいります。

問合せ先

教育委員会事務局人権健康教育部健康教育・食育課
    電話:045-671-3275  FAX:045-681-1456   Email:ky-kenkokyoiku@city.yokohama.jp

公表内容基準日

2023年5月8日   

※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。


この件に関するご意見等がありましたら「市民からの提案」をご利用ください。

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