受付年月 | 2020年03月 |
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要望区 | 金沢区 |
事業名 | 市民からの提案 |
内容分類 | 港湾・河川 > 港湾 > 港湾整備 |
対応区分 | <最新> 要望等を受けた後に実施しました <初回公表時点> 今後検討 |
福浦・幸浦の護岸工事にあたっては、川崎市が工場用地をセットバックさせ、そこに広い公園を作り、更に沖合に防潮波堤を設置したため、先日の台風でも威力を発揮したと聞きましたので、横浜市はセットバックは無理としても護岸から300から500メートル先に防波堤を設置することはできないでしょうか。こうすることで、釣り場や公園が守られると思います。未来の横浜のためにも市民から海を遠ざけないことを期待します。
沖合への防波堤設置については、水深が深いことや海苔養殖が行われていること等により困難なことから、護岸の前面に消波ブロックを設置し、護岸の高さも2メートル程度かさ上げすることで復旧することとしました。
設計の考え方については、観測史上最大の高潮被害をもたらした伊勢湾台風が、横浜港に最も大きな高潮を生じさせる経路を想定し、その潮位を前提としています。そこに今回の台風15号による記録的な高波の高さを加え、さらに大潮の満潮位が重なった場合を想定し、今後発生し得る最大の高潮・高波を防護できる設計としています。
既に復旧工事に着手しており、同じような被害を起こさないため、今年の台風シーズン前までに護岸を概成できるように取り組んでいます。ご提案いただきました市民から海を遠ざけないための釣り場や公園の整備については、遊歩道などとあわせて、護岸の復旧を進める中で検討していきます。
港湾局政策調整部政策調整課
電話:045-671-7300 FAX:045-671-7310
Email:kw-seisaku@city.yokohama.jp
2020年3月17日
※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。
2023年5月9日
2023年4月に実施しました
金沢区福浦・幸浦地区の護岸は、令和3年8月に復旧工事が完了しました。また、令和5年4月に海の景色を眺めながら散策や釣りができる遊歩道の供用を開始しました。