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シャローム三育保育園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成29年度)

基本情報

施設名 シャローム三育保育園
所在地 神奈川県横浜市瀬谷区二ツ橋町469
電話番号 045-390-3193
評価年度 平成29年度
評価機関 株式会社 学研データサービス
結果公表 2018年02月20日
結果に要した期間 8ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
平成29年 6月 13日~平成29年 10月 25日
第一段階 5~6人グループで自己評価票を作成
第二段階 第ー段階の「取り組み事例」「根拠」を副主任、主任でまとめ事例や根拠が見つからなかった項目を課題としてチェックしたしたものをグループごとに回覧、共有する。
第三段階 第二段階のものを園長を含めた担当グループを決めて根拠づけを行う。
第二段階で課題になった事項については改善できるものは改善しながら完成させた。
評価調査員による評価
(実施期間)
平成29年 12月 12日、平成29年 12月 13日
(1)第1日目
ガイダンス、施設見学、保育観察、事業者(職員)ヒアリング(園長、主任保育士、栄養士)、書類確認
(2)第2日目
事業者(職員)ヒアリング(園長、主任保育士)、保育観察
利用者家族アンケート
(実施期間)
平成29年 7月 18日~平成29年 8月 1日
送付方法・・・園を通して保護者へ配付
回収方法・・・評価機関宛に保護者より直接郵送
利用者本人確認
(実施期間)
平成29年 12月 12日、平成29年 12月 13日
第1日目、第2日目の午前遊び、昼食、午睡の状況などを中心に、観察調査を実施しました。また、幼児とは会話の中で 適宜聞き取り調査を実施しました。

総評(評価結果についての講評)

《施設の概要》
 シャローム三育保育園は社会福祉法人アドベンチスト福祉会が運営する、平成18年4月に開園した横浜市の認可保育園です。園舎は日当たりが良く、広い園庭で子どもたちはのびのびと遊んでいます。相鉄線三ツ境駅から徒歩で12分ほどの住宅地にあります。近くには住宅のほか小学校、地域ケアプラザや支援学校などの福祉施設、公園、クリニックがあります。園の周囲は豊かな自然や地域との触れ合いを感じることができる環境です。保育方針は「キリスト教の愛を基に子どもの知育『考える力』、徳育『おもいやる心』、体育『けんこうな体』の調和ある発達を目的とした保育を行います」を掲げています。0~5歳児が対象で定員は70名、産休明け保育、一時保育、延長保育、障がい児保育を実施しています。開園時間は、平日は7時から20時、土曜日は7時から18時です。

《特に優れている点・力を入れている点》
○園庭、園舎で子どもたちはのびのびとゆったり遊びこむことができます
 0~2歳児のクラスと3~5歳児のクラスは、多目的ホールをはさんで分かれています。訪問時、3~5歳児のクラスで数人の乳児が職員と遊んでいたり、多目的ホールでも姿を見ました。園では、部屋が空いている時は、その場所を利用して同じ遊びでも違う環境で遊んだり、ふだん使えないブロックや遊具にも触れることによって、子どもが新しい喜びや発見を体験することを大切にしています。また、子どもの気分や体調に合わせて、その子どもが落ち着ける環境を作るように配慮しています。園庭には砂場やログハウス、大型ブロックの遊具、築山には筒状の滑り台があります。この滑り台は夏になると水を流してウォータースライダーになり、季節で遊びに変化をつけることができます。このような環境で、子どもたちは活発に遊びこむことができます。

○日々の情報の共有や園内外の研修参加など、非常勤職員にも常勤職員と同様に対応して、力を発揮してもらうようにさまざまな工夫をしています
 子どもや保護者は、職員が常勤か非常勤かを見ているわけではなく、同じ水準の対応が求められます。園では非常勤職員も常勤職員と同じように職員会議に参加しています。フリーの非常勤職員には、副主任が担当になってフリー会議を行い、日常保育に必要な情報を共有し、日ごろの悩みの相談にものっています。また、理念、方針、目標から人権擁護、食事や排泄などの日常保育、保育園でのさまざまな取り組みを網羅した園マニュアルを、非常勤を含め全職員に配付しています。園内研修はアレルギー除去食、災害時対応、事故予防などをテーマに行い、非常勤職員も参加しています。園外研修には、常勤職員だけでなく非常勤職員も参加するなど、非常勤職員に力を発揮してもらうさまざまな工夫をしています。

○子どもの感性や体力を、豊かにはぐくむことができる保育環境を整備しています
 園は、周囲に小学校や地域ケアプラザなど福祉施設が集まっている場所にあります。自然環境にも恵まれ、近くには大きな公園やログハウスもあります。園庭は広く、鉄棒や滑り台、小さなログハウス、大きなブロックなどの遊具が充実し、子どもたちが上ったり駆け下りたりできる築山があります。ホールも広く多機能で、大きな舞台は動かすことができ、グランドピアノはリズム遊びに大いに役立っています。ホールは3~5歳児の合同給食会や午睡、雨の日の屋内の遊び場、行事などに最大限に活用しています。「キリスト教の愛を基に子どもの知育『考える力』、徳育『おもいやる心』、体育『けんこうな体』の調和ある発達を目的とした保育を行います」という保育方針に沿って、子どもの豊かな感性や体力をはぐくむ環境を整えています。

《今後の取り組みに期待したい点》
●地域の子育てに不安を抱える家庭の支援として、育児相談の拡充を検討されることを期待します
 園は地域の保育資源という自覚を持ち、緊急保育、非定型的保育、リフレッシュ保育の一時保育を行っています。また月1回、地域の子育て家庭を対象に「英語であそぼう」と園庭開放を行っています。今年度からは、保育施設などで子育て家庭が気軽に授乳やおむつ替えを行えるようにする取り組み「あかちゃんの駅」を園で実施するなど、地域の子育て支援の取り組みを進めてきました。今後は、園の大きな行事に近隣の住民を招待する枠を広げ地域住民と園の交流をさらに深めたり、保育士、栄養士、看護師などの力を生かして園の専門的知識を地域の子育て家庭に還元するという視点で、離乳食の作り方や子どもの発達、健康作りなどの育児講座を実施したり、地域の子育てに不安を抱える家庭の支援として育児相談の拡充を検討されると良いでしょう。

●今後も理念に沿った保育の質を高く維持していくために、保育士のさらなるスキルアップを期待します
 園では職員のスキルアップ向上のために、外部研修には常勤職員だけでなく非常勤職員も参加しています。運動遊びを原点とした発達支援法、ムーブメント、発達障がい、絵本、年齢ごとの特徴などさまざまな研修に積極的に参加しています。研修受講後は研修報告書を提出し、職員会議で報告したり閲覧できるように掲示して情報共有しています。内部研修は、外部講師による研修を含め毎月テーマを決めて実施しています。これらの取り組みは、職員の質の向上にとても役立っています。今後は、園の理念や目標に対してどのように自分が活動していくのかといった視点で、個人の目標に沿った研修計画を立て、職員の育成につなげられてはいかがでしょう。保育の質の向上のため、なお一層の職員のスキルアップを期待します。