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スターチャイルド《川和ナーサリー》 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成30年度)

基本情報

施設名 スターチャイルド《川和ナーサリー》
所在地 〒244-0057 横浜市都筑区川和町1250-3 ガーデンプラザ川和EAST2F
電話番号 045-929-2223
評価年度 平成30年度
評価機関 特定非営利活動法人 よこはま地域福祉研究センター
結果公表 2019年01月24日
結果に要した期間 4ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
平成30年9月3日~10月22日
・職員説明会を実施し、その後保育に携わる常勤・非常勤職員、栄養士が個々に自己評価を行う。
・個人が記入した自己評価票をもとに、3グループに分かれて意見交換を交換しながらグループでのまとめを作成。グループのまとめを施設長、リーダーで確認しながら一つにまとめた。
評価調査員による評価
(実施期間)
平成30年11月20日、11月26日
■第1日目
午 前:各クラスの保育観察~園児と一緒に昼食をとる。
午 後:書類調査/事業者面接調査(施設長、主任)
■第2日目
午 後:職員ヒアリング調査(施設長・保育士・栄養士)、事業者面接調査(施設長、主任)、各クラスの保育観察
利用者家族アンケート
(実施期間)
平成30年9月25日~10月9日
配 付:全園児の保護者(38家族)に対して、園から手渡しした。
回 収:保護者より評価機関に直接返送してもらった。
利用者本人確認
(実施期間)
成30年11月20日、11月26日
・訪問実地調査時、各クラスの午前中の保育時間を中心に、食事、排せつ、午睡の状況、登降園の様子等を観察。
・乳児については主に観察調査、幼児については観察と食事の時間等に適宜聞き取り調査を実施。

総評(評価結果についての講評)

【施設の概要】
スターチャイルド《川和ナーサリー》は横浜市営地下鉄グリーンライン川和町駅から徒歩1分、改札口から続く歩道橋を渡った先にあります。2011年(平成23年)4月、ヒューマンスターチャイルド株式会社によって開設されました。
園は2階建てビルの2階にあり、保育室、事務室、職員更衣室、調理室などがあります。ワンフロアになっている保育室の真ん中部分に円形の調理室があり、空間を仕切る役割にもなっています。園庭はありませんが、保育室の東側には広いテラスがあり、夏場はプールを設置しています。近隣には公園も多く、川や畑、山林もある自然豊かな地域です。
定員は39名(産明け児から2歳児)開園時間は月曜日~金曜日は7時~20時、土曜日は7時~18時となっています。
園の保育理念は「子どもたちが輝く」とし、「子どもたちの無限の可能性を信じ、意欲を引き出し、伸ばす保育を実践します」と定め、保育目標・方針に「(1)良く考え、心身ともにたくましい子(自立と挑戦を支援します)、(2)個性豊かな子(個性を尊重し長所を伸ばします)、(3)やさしさと思いやりのある子(社会性=人と関わる力を身に着けます)」としています。


1. 高く評価できる点  

● 職員全員が連携して、一人一人を大切にする保育を行うよう努めています
園の定員が39名と小人数のため、保育士は園児全員の家庭の状況や子どもたちの性格などを理解しています。毎朝出勤すると、自分のクラスだけでなく全員の伝達ボードを確認し、その日の子どもの様子を把握しています。そして、それぞれの子どもの特性に合わせて、子どもに寄り添い、その状況にふさわしい声かけや援助をしています。それはクラス会議やクラスリーダー会議などで施設長や主任も交え、子どもの姿についてよく話し合い、意見を出し合ったり、議論をして、一人一人の状況を共有し、保育の方向性を共有することで実現できています。保育士は会議の場面だけでなく、日常的に休憩時間や更衣室でも子どもたちのことを話題にして、より良い保育に向けて、気持ちを一つにしています。
また、栄養士とも連携をとっており、栄養士が6月の虫歯予防週間に、歯磨きのことに加え歯でよく噛むことの大切さを知らせたり、食べ物が体に入ったらどうなるか、保育士がイラストを描いたものを用いて説明したりして、その後の食育につなげる時間を持っています。普段の給食については、栄養士が子どもたちの食べている様子を見て、その日のうちに保育士と意見交換し、切り方やゆで方を改善するなどしています。
こうした保育について保護者からの園に対する信頼も厚く、今回の利用者アンケートでも園に対する満足度は極めて高い結果になっています。

● 子どもたちは保育士の見守りの中で基本的生活習慣を身につけ、様々な経験をしています               
子どもたちは排泄や食事、歯磨き、着替え、外出前の身支度など基本的生活習慣を保育士の丁寧な関わりの中で繰り返し学び、身につけています。保育士はトイレ、ズボンの着脱場、手洗い場、など、それぞれの場面にいて、せかすことなく見守り、丁寧にその年齢、発達にあった援助をしています。
1歳児クラスでは靴がなかなか履けずにいる子どもに、保育士が手を貸そうとしますが、「自分で!」という子どもには時間がかかっても見守り、できたら、「上手に履けたね!」と褒め、「やって」と言うように手助けを求めるような表情の子どもには「ここを持ってごらん」など助言し、それでもできない子どもには「ちょっと難しかったね」と声をかけて履かせていました。2歳児クラスになると、散歩に行くために靴下を履く、帽子をかぶる、靴を履く、などを保育士の手助けなしにスムーズに、自分たちでどんどん行っていました。保育士に見守られながら、子どもたちは自分のペースで自分でできることに挑戦して、できた時には保育士に一緒に喜んでもらい、少しずつできることを増やしています。
また、子どもたちは砂場の砂、ゼラチンや小麦粉粘土、新聞紙、緩衝材のエアーパッキンなど様々なものに触れながら、その触感を楽しんだり、音を楽しんだりしながら遊んでいます。水遊びの時には、氷を入れてもらい、氷の冷たさを感じたりしています。2歳児はたらいに石鹸と水を入れて、ままごと遊びで使っているエプロンやタオルを洗う「洗濯ごっこ」をしたり、クッキングでキャベツをちぎったり、おにぎりを握ったり、クッキーの型抜きをするなど、様々な経験をし、園生活を楽しんでいます。


2. 工夫・改善が望まれる点 

● 地域子育て支援の充実が期待されます   
園では「地域子育て支援プログラム」として、年に3回の育児講座を、親子で一緒に体験できるプログラムとして企画し「親子でリトミック」「読み聞かせ」「英語で遊ぼう」を開催しています。また、年3回の交流保育「七夕まつり」「作って遊ぼう」「節分」を開催したり、毎月1回施設開放として、保育室とテラスを開放し、7・8月は水遊びもできるようにしています。園では周知の方法について検討していますが、現在の参加者は多くありません。今後は更に周知の方法を工夫したり、定期的な育児相談日を設けるなどして、さらなる地域支援の充実が期待されます。