本文へジャンプ - トップメニュー|検索
トップページ > 健康福祉局 > 横浜市 よこはま福祉ナビ > 福祉サービス第三者評価 > 太陽の子長津田北保育園 第三者評価結果 保育分野(保育) 総括(平成28年度)
太陽の子長津田北保育園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成28年度)

基本情報

施設名 太陽の子長津田北保育園
所在地 神奈川県横浜市緑区長津田3-1-40
電話番号 045-988-6820
評価年度 平成28年度
評価機関 特定非営利活動法人 よこはま地域福祉研究センター
結果公表 2016年12月01日
結果に要した期間 4ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
平成28年7月25日~9月23日
・スタッフ会議で説明後、職員全員が取り組んだ。
・個々で記入した評価票を基にグループで意見交換を行い、園長と主任で 話し合い、まとめた。
評価調査員による評価
(実施期間)
平成28年11月9日、11月11日
■第1日目
午 前:各クラスの保育観察~園児と一緒に昼食をとる。
午 後:書類調査/事業者面接調査(園長)
■第2日目
午 前:各クラスの保育観察~園児と一緒に昼食をとる。
午 後:職員ヒアリング調査
(主任・リーダー保育士2名・非常勤保育士1名・新入保育士1名・栄養士1名)
事業者面接調査(園長)
利用者家族アンケート
(実施期間)
平成28年9月12日~9月26日
配 付:全園児の保護者(50家族)に対して、園から手渡しした。
回 収:保護者より評価機関に直接返送してもらった。
利用者本人確認
(実施期間)
平成28年11月9日、11月11日
・訪問実地調査の両日とも各クラスの午前中の保育時間を中心に、食事、排せつ、午睡の状況、登降園の様子等を観察。
・乳児については主に観察調査、幼児については観察と食事の時間等に適宜聞き取り調査を実施。

総評(評価結果についての講評)

【施設の概要】
太陽の子長津田北保育園は、JR横浜線、東急田園都市線「長津田駅」から5分ほど歩いたところにあります。平成26年(2014年)4月に長谷川キッズライフ株式会社により開設されました。交通に便利でありながら、周囲には公園があり、恩田川の遊歩道で水鳥や辺りに広がる畑を見ることができるなど自然環境に恵まれた立地となっています。
園は1階に0、1、2歳児保育室、沐浴室、調乳室、温水シャワー、乳幼児用トイレが2ヶ所、調理室、事務室兼医務室があります。2階は3、4、5歳児保育室、幼児用トイレが2ヶ所、多機能トイレがあり、4、5歳児保育室はスライドドアを外して広く使うことができます。広い園庭では、子どもたちが遊んだり、走り回ったりして体を動かしています。 
定員は66人です。延長保育、一時保育を実施しており、開園時間は、平日7時30分~20時00分、土曜日は7時30分~18時30分です。
保育理念は「のびのび すくすく にこにこ 保護者・地域・保育園が手を取り合い、笑顔で見守るなか、子どもたちは、たくさんの“大好き”に出会い、こころとからだをすこやかに育んでゆきます。」と定め、理念を基に保育目標を「・個性をのびのびと発揮する子ども ・たくさんの“好き”を見つけ、すくすくと育つ子ども ・“違う”を楽しみ、友達とつながる子ども」としています。また、保育方針を「・安心できる人間関係の中で、一人ひとりの違いを認め合いながら生活します ・整った保育環境の中で、仲間と喜びのある生活をし、自らルールを発見し社会性を育みます ・様々な経験や人との関わりの中で、自ら好きなものを発見し、健全な心身の発達を図ります ・いろいろな違いを体験する中で、広い視野をもった子どもを育てます ・保護者・地域・保育者みんなで感動をわかち合い、子どもの成長を一緒に笑顔で見守ります」としています。

1.高く評価できる点  
●子どもたちは職員に見守られ、自主性を育み、生き生きと園生活を楽しんでいます 
朝の合同保育が終わると、幼児はそれぞれのロッカーからカバンを出して、朝の支度を始めます。コップ・歯ブラシを所定の場所に置き、手拭きタオルをフックにかけ、ハンカチはポケットに、着替えをゴムで止めて箱に入れ、ビニール袋をロッカーのフックにかけるなどの支度を子どもたちは毎朝自分でしています。園では、子どもたちが年齢に応じて、身の回りのことなどを自分でできるよう援助し、自主性や社会性を育むよう見守っています。1歳児クラスでは靴を履かせようとすると「自分で!」と、自分で履く子どもや、保育士に靴の左右の間違いを教えてもらうと、自分で履き直す子どもの姿がみられました。2歳児クラスではワゴンまでおやつを自分で取りに行き、食べ終わると使ったタオルとエプロンをクルクルと巻いて片付けます。5歳児の給食当番は、時間になると自主的に帽子、エプロン、マスクを身につけ、当番表を使って、担当を自分たちで決め、ご飯、主菜、汁物、デザートと分担して器によそっています。
このように、子どもたちは自分でできることに挑戦して、少しずつできることを増やし、生き生きと園生活を楽しんでいます。保育士は、子どもの自立をゆっくり見守り、できない所を手助けし、できたときは一緒に喜ぶなど子どものやる気を引き出しています。

●職員間の良好な連携が保育を豊かにしています
職員は、積極的に研修に参加し、報告書を作成・回覧するとともにスタッフ会議等で報告しています。また、受講した職員が担当となり園内研修を実施しています。
保育室の環境構成をテーマにした研修から手作りおもちゃを取り上げ、職員間で話し合いをおこない、ボタンをはめて連結する列車など手先を使うおもちゃやごっこ遊びの布製の食べ物など制作しました。廃材を利用して作った間仕切り用のZ型の柵は、上部に線路が描かれ、子どもたちが楽しそうに電車を走らせている姿が見られました。このように職員間の良好な連携で研修の成果が保育に活かされています。
園では毎月給食の献立に世界の料理と郷土食を取り入れています。(例えば「イタリア」を紹介するときの副菜はチキンカチャトーラ、おやつはボンボローニ・「福岡」を紹介するときはかしわ飯、がめ煮、おやつはぎすけなど)栄養士は保護者に故郷の料理を聞いて調べるなど献立作りに取り組んでいます。
子どもたちが各国の料理や日本の郷土料理を知る良い機会となっていて、さらには世界地図や国旗に子どもたちの興味が広がっています。5歳児クラスの壁新聞づくりでは、ブラジルについて調べ、地図や料理の絵を描くなど保育活動につなげています。食育では、子どもたちの年齢に応じて野菜の皮むきやクッキー、お団子作りなどのクッキングを取り入れていて、内容や手順等保育士と栄養士が話し合い、連携しておこなっています。また、離乳食の進め方やアレルギーの対応などについては、クラス担任と栄養士が一緒に保護者と面談をおこない、話し合いながら実施しています。
このように、職員はそれぞれの知識を活かし、職種間で連携して園の保育理念の実現を目指してチーム保育に取り組んでいます。

2.独自に取り組んでいる点 
●子どもたちの年齢にあわせたカリキュラムを活動に取り入れています 
園の運営会社では、知性を育み、運動能力を高めるとしてさまざまなカリキュラムが策定されています。子ども英語『ふぁんばりん』では0歳児から5歳児のクラスごとに楽しく遊びながら英会話に触れています。このほか、5歳児クラスはこのほかに、プログラムに沿った英会話の時間があります。音楽関連会社と提携した『ダンスプログラム』ではプロダンサーによる子どもの発達に合わせたダンスレッスンを体験し、『おそうじチャレンジ』ではおそうじの意味や方法を教わりながら、実際に友達と一緒に塵取りとほうきを使って掃除を体験します。
また、運営会社では『絵本プロジェクト、巡回としょかん』と称して新刊の絵本を6週間毎に系列園全園に巡回する取組をおこなっています。園では絵本のコーナーの前にマットを敷くなど、子どもたちがいつでも絵本を読むことができるよう環境づくりに配慮しています。

3.工夫・改善が望まれる点 
●さらなる地域子育て支援への取組が期待されます 
園は自治会に加入し、自治会の夏祭りに子どもたちと一緒に参加したり、保育士は散歩で会った地域の人と挨拶を交わすなど地域に親しむように努めています。また、見学者からの育児相談を受けるなど、地域の子育て支援ニーズを把握するよう心がけています。 
今後はさらに定期的な育児相談や園庭開放を設定・周知し、子どもの病気や子育てに関する情報を地域に提供していくとともに、今後は保育園が培ってきた育児に関する豊富な知識や経験を活かして離乳食などの講習会を開催したり、園にある豊富な絵本を読む機会を提供したりするなど子育て支援の取組が期待されます。