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十日市場のぞみ保育園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成28年度)

基本情報

施設名 十日市場のぞみ保育園
所在地 〒226-0025緑区十日市場町872-19 エテルナ2 1F
電話番号 989-2577
評価年度 平成28年度
評価機関 特定非営利活動法人 よこはま地域福祉研究センター
結果公表 2017年01月26日
結果に要した期間 5ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
平成28年9月5日~11月7日
・職員会議等で主旨を説明後、全職員が自己評価をおこなった。
・グループを作り、適宜園長と主任が参加して話し合いをおこない、一つにまとめた。
評価調査員による評価
(実施期間)
平成28年12月26日、12月27日
■第1日目
午 前:各クラスの保育観察~園児と一緒に昼食をとる。
午 後:書類調査/事業者面接調査(園長・主任)
■第2日目
午 前:各クラスの保育観察~園児と一緒に昼食をとる。
午 後:職員ヒアリング調査
(主任・保育士3名・非常勤保育士1名・調理職員1名)
事業者面接調査(園長、主任)
利用者家族アンケート
(実施期間)
平成28年10月17日~10月31日
配 付:全園児の保護者(25家族)に対して、園から手渡しした。
回 収:保護者より評価機関に直接返送してもらった。
利用者本人確認
(実施期間)
平成28年12月26日、12月27日
・訪問実地調査の両日とも各クラスの午前中の保育時間を中心に、食事、排せつ、午睡の状況、登降園の様子等を観察。
・乳児については主に観察調査、幼児については観察と食事の時間等に適宜聞き取り調査を実施。

総評(評価結果についての講評)

【施設の概要】
十日市場のぞみ保育園は、JR横浜線「十日市場」駅から徒歩約2分、環状4号線沿いにあります。大通りから一歩入ると緑が多い住宅地となっていて、田んぼも広がっています。平成18年(2006年)4月、テンプスタッフ・ウイッシュ株式会社により開設されました。園は4階建てビルの1階を使用し、保育室、厨房、事務室などから成り、保育室は、ワンフロアを背の低い棚で3つの区画に仕切り、0歳児室、1、2歳児室、幼児室としています。幼児は、3、4、5歳異年齢の1クラス編成です。保育室の外側にテラスがあり、園庭につながっています。定員は36名(産休明け~5歳児)、開園時間は、平日7時00分~20時00分、土曜日7時00分~16時00分です。保育理念を、“自立・自律を促進し、子どもと大人の関わり合いの中で育ちあっていく「響育」を心がけます。”とし、保育方針を“生きる力の基礎を育てる。違いを認め合える気持ちを育てる。”としています。

1.高く評価できる点  
●子どもたちは、一人一人の気持ちや生活リズムを尊重され、園生活を楽しんで過ごしています 
朝の時間、子どもたちは、粘土・ブロック・ミニカー・ままごとセットなどでの遊びに熱中しています。ひとりで好きなことに熱中したり、友達と一緒に遊んだりさまざまです。「お医者さんごっこがしたい」の声で、周りの子どもたちが衝立や椅子・テーブルを並べて診察室や待合室、薬局を作り、保育士が出してくれた聴診器・薬などと書いたカードを適当な位置に置きます。お医者さん役、患者役、薬屋さん役など、異年齢クラスのほとんどの子どもが関わる遊びに発展する場面もあります。また、園庭での遊びでも、ひとりで玉入れやボール遊びをしたり、みんなで鬼ごっこやサッカーで遊んだりしています。日々の保育にあたっては、遊ぶ・食べる・寝るなどの活動時間に幅を持たせ、子ども一人一人のリズムや区切りを大切にする「流れる日課」が取り入れられています。例えば、散歩や園庭遊びで、みんなで外に出かけるとき、室内での遊びをそのまま続けている子どもがいても、保育士は急かしたり強制することはなく、部屋に残る子どもはほかの保育士に見守りを依頼しています。子どもたちが、自分の好きなことを中断せずに、じっくりと十分に遊び込める時間が毎日確保されています。また、給食は、クラスの全員が一斉に食べ始めるのではでなく、給食の時間内であれば、一人一人が自分の判断で食べたいときに摂ることができるようになっています。保育士は、室内や戸外の遊びの場で、危険のないように見守りながら、遊びを発展させるよう、さりげなく話しかけたり、おもちゃや遊具などを補充したりしています。子どもたち一人一人が「自分のやりたいことができた、やりきった」という満足感と自己肯定感が得られるよう全員で取り組んでいます。

2.独自に取り組んでいる点 
●わらべうたを保育に取り入れています 
園では、日々の生活のさまざまな場面で、わらべうたを取り入れています。歌いながら遊ぶことで、言葉を覚えるほか、友達と手を繋ぐなど互いにスキンシップを重ねることで、人に対する信頼感や思いやりの心が育つようにしています。また、子どもたちの集中力や遊びの流れが止まったときなどに、保育士がわらべうたを歌って気持ちを落ち着かせ、次の遊びにつないでいます。年間指導計画中に、年齢別・期別に、わらべうたの曲名を設定し、外部から講師が月1回程度来園し、わらべうたを子どもたちに教えています。習った曲を日々の活動の中で随時取り入れ歌っているので、散歩で出かけた際に自然にわらべうたを口ずさんだり、隣のクラスでわらべうたの遊びが始まると、一緒に歌い出すなど、子どもたちも親しんでいます。

3.さらなる工夫が期待される点 
●地域の子育て支援の充実が期待されます 
子育て支援サービスとして、毎週土曜日に園庭開放をおこなっていますが、まだ利用者は多くないのが現状です。園の掲示板で知らせているだけなので、地域の自治会の協力を得て、掲示板を利用させてもらうことなどが考えられます。また、育児相談や地域住民に向けての子育てや保育に関する講習・研修会などを実施するには至っていません。子育て支援を充実し、より地域に根付いた園となることが期待されます。

●保護者との連携・交流を密にすることが期待されます 
園では、連絡帳や連絡ノートを用いて、保護者と情報交換を密にするとともに、日々の活動の様子を「本日の活動」として、写真やイラスト等も用いて掲示し、迎えに来た保護者に伝えています。しかし、今回の利用者家族アンケートにおいて、「年間の保育や行事に関する説明」「保育中にあったケガに関する保護者への説明やその後の対応」「保護者懇談会や個別面談などによる話し合いの機会」「意見や要望への対応」などの項目では、「不満」「どちらかといえば不満」の回答が多くなっています。保護者とじっくりと話し合う機会を増やし、連携・交流を密にすることが期待されます。