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戸塚芙蓉保育所 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成29年度)

基本情報

施設名 戸塚芙蓉保育所
所在地 横浜市戸塚区
電話番号 045-861-4830
評価年度 平成29年度
評価機関 公益社団法人 けいしん神奈川
結果公表 2018年03月13日
結果に要した期間 6ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
平成29年12月20日~平成30年1月19日
クラスごと職員全員が自己評価票に基づいて話し合い評価した後、会議にて、クラスの話し合いを基に園としての自己評価について検討を進めた。まとめたものを基に主任保育士と園長が取りまとめ、結果を職員全員で共有した。
評価調査員による評価
(実施期間)
平成30年2月19日、21日
評価調査員(2名)が現地視察、書類確認、ヒアリング調査(園長、主任保育士、保育士)を行った。職員ヒアリングは2日目の午睡時に乳児担当、幼児担当、調理担当者の3グループ別に実施した。
利用者家族アンケート
(実施期間)
平成30年1月20日~2月3日
全利用者(園児)の保護者に保育園から配布し、無記名にて記入していただき、回収箱にて回収した。
利用者本人確認
(実施期間)
平成30年2月19日、21日
観察調査は、主に各クラスおよび園庭にて実施した。
聞き取り調査は、幼児を中心に、保育中(昼食時を含む)に実施した。

総評(評価結果についての講評)

【施設の特徴】
  戸塚芙蓉保育所は神奈川中央交通日立前停留所から徒歩6分の住宅地の中にあります。平成25年4月に開設され、園舎は鉄筋コンクリート造り3階建てで定員60名で現在の入所児童数は55名です。周辺はマンションや戸建住宅が立ち並ぶ閑静な住宅街で、公園なども多く、保育には良好な環境の中にあります。子どもたちは、保育園での豊かな生活や遊び体験の中で、周囲の人々や友だちとのかかわりを心地よく感じたり、学んだりしながら成長しています。また、地域の親子が園児や保育士等と自然に交流しながら、気軽に子育ての相談にも応じられる保育園です。地域の皆様にも喜ばれ、経験の豊かな保育士のもと利用者からの非常に高い評価を得ています。
〈特に優れていると思われる点〉
1.子供の最善の利益を第一に考えた保育を実践しています。
  運営方針の中には、「子どもの最善の利益を考慮し」「子どもの意思及び人格を尊重して保育の提供に努めるとし、子どものことを第一に考え、大切にしている姿勢がうかがわれます。保育士は、子どもに優しく寄り添い、愛情と情熱をもって接していることが感じられました。子どもの成長・発達に大きな影響を及ぼす「遊び」についてはパズル、やわらかいボールなどをはじめ、多種多様な遊具、玩具や絵本などを取り揃え、子どもの自由な発想、意思で遊べる環境が整っています。
特に、モンテッソーリ教育の利点を取り入れ、また、カプラやレゴブロックなどの近年注目されている教材なども導入し、子どもの自由意思による自発的な活動を助け、責任感と思いやりをもった自立的な人間に成長すること目指しています。また、利用者アンケート調査結果においても、「お子さんが園生活を楽しんでいるか」や「あなたのお子さんが大切にされているか」「自立に向けた取り組み」「お子さんが満足しているか」に関する問いに対し、「満足」あるいは、「どちらかといえば満足」と回答した方が90%以上という、非常に高い割合で肯定的な評価を頂いています。
今後も引き続き保育方法をはじめ遊具や玩具、絵本などについて、子どもの自由な発想、意思を伸ばし成長に繋げるように努力されることを期待します。
2.充実した食育活動により、保育目標の「心も身体も健康な子を育てること」に寄与しています。
  「食育」とは、「健全な食生活を実践できるようにする教育」のことを指し、当園でも「子どもの生涯の健康のそもそもの土台しっかり作る重要な活動」であると認識し 保育目標にも「心も身体も健康な子を育てること」を掲げ、最も重視しています。実践にあたって、子どもたちは毎日調理室の様子をつぶさに見ることができ「食」が身近に感じられるようになっています。園内で子どもたちが栽培したものを食材として使用したり、食材の皮むきなどを手伝うことにより、参画意識が醸成されています。無農薬・減農薬の安全・安心なものの納品に努めると共に、納入業者にも協力を得て魚など時には原形のまま納入してもらい、子どもたちの目の前で捌くなど、日頃家庭ではなかなかできない貴重な体験を重ねています。これらの活動を総合的に連携させ、管理することにより、「食」対する興味・関心が育まれ、子どもたちは毎日楽しみながら食事を摂り、それを通して心と身体の健康の基礎がしっかり作られています。
3.エコ活動、省エネ活動を推進すると共に、保育にも取り入れ、モノを大切にする心を育んでいます。
  屋上に太陽光発電パネルを設置し、自家発電を実施しています。園の入り口の目に留まり易いところにリアルタイムで発電量を表示し、園児が毎日目にしています。牛乳パックの紙で玩具や教材を作ったり、野菜くずをコンポストに入れ園庭などで野菜作りの肥料にするなどして、平素の保育の中でエコ活動、省エネ活動などを実践すると共に、その重要性について説明し、資源やモノを大切にする心を育んでいます。職員も職員会議で毎月の水道光熱費の推移を報告し省エネルギーに対し、意識を高め、こまめに電気やエアコンを消したり、率先して活動に参画し、園として一丸となって取り組んでいるこの状況をぜひ今後とも継続して頂きたいと思います。
〈更なる改善努力が期待される事項〉 
1.園の保育や行事に関する保護者の要望に対し、更なる丁寧な回答・説明が求められます。
  運動会をはじめ、毎年多くの行事が計画・実施されます。その際、アンケートも行われ、保護者から提案・要望や確認が寄せられています。これに対し園としても真摯に検討し回答・説明することとし、基本的な仕組みはできています。しかしながら、検討体制が不十分で、回答・説明が遅れ滞っている場合もあるのが実態です。速やかに体制の強化を図り、的確な対応が求められます。また、検討や回答に長時間を要し速やかに対応できないケースや保護者の要望に沿えないこともあるかと思われます。ただ、このような場合でも途中経過や沿えない理由などについて丁寧な説明につとめることが必要です。先ずは体制の強化と対応要領の迅速化を図ることが求められます。
2.運営業務全般にわたる厳正な処理と保護者に対し丁寧な説明が求められます。
  昨年4月、土曜日の給食提供をめぐって横浜市により指摘を受け、現在改善に努力しているところですが、この問題について、本評価のアンケート調査においても「費用やきまりに関する説明については(入園後に食い違いがなかったかを含めて)」との項目に関し、「満足」あるいは「どちらかといえば満足」の肯定的評価は30%以下であったのに対し、「不満」あるいは「どちらかといえば不満」の否定的評価が60%以上であり、異例な結果が示されています。自由記述欄にも厳しい意見が多数寄せられました。経費の使い方をはじめ園の運営業務全般に関し透明化や厳正な処理について早急な見直し・改善を図ると共に、利用者に対する丁寧な説明が求められます。