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十日市場こども園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成29年度)

基本情報

施設名 十日市場こども園
所在地 横浜市緑区十日市場町848番地1
電話番号 045-982-8330
評価年度 平成29年度
評価機関 一般社団法人 アクティブケアアンドサポート
結果公表 2018年02月28日
結果に要した期間 6ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
2017年9月27日~2017年11月20日
 評価機関が提供した手引きを参照しながら、園長が作成し、合議の上、自己評価をまとめた。
評価調査員による評価
(実施期間)
2018年12月20日~2018年2月7日
 事前訪問、提出書類、家族アンケート結果並びに訪問調査の結果に基づいて評価調査員が合議し評価結果をまとめ、評価委員会で決定した。
利用者家族アンケート
(実施期間)
2017年10月13日~2017年10月30日
 保育園から家族へ調査票を配布してもらい、記入後評価機関へ直接郵送する方式により回収した(61世帯中51世帯、回収率84%)。
利用者本人確認
(実施期間)
2018年1月17日~2018年1月18日
 訪問調査において、評価調査員が分担してこどもの遊びや生活の様子を観察し、必要に応じ職員や子どもに質問した。

総評(評価結果についての講評)

【特に良いと思われる点】

・一人一人の子どもに寄り添い、目標を持った温かい保育を実践しています
 保育方針に、「子どもを理解し、愛おしさに根差した保育。子どもが自ら考え、判断し、行動できる人間への成長を目指す。」を掲げています。月間指導計画には、養護と教育のねらいを定め、環境構成、配慮事項を記載しています。1歳児の指導計画の養護には、「手洗いやうがいをしっかり行う。友達の前で、楽器の演奏や運動遊び、発表を見てもらい、自信に繋げる。」をねらいにしていました。訪問調査の日、1歳児はトイレ後に、自主的に手洗いをしていました。職員が「もっとせっけんつけて洗ってね。」と声かけし、また、子どもの袖が濡れないようにまくっています。数人の子どもが電車を持ったり、人形をもったりして、職員と一緒に遊んでいます。小さな台に乗る子がいて、職員はすかさずその行為を見て、手作りマイクを向けました。「何歳ですか」、子どもが「2歳」と答えています。「好きな食べ物は?」、「パン」、「ありがとうございました」と職員、子どもは自信を持って生き生きと声をあげていました。一人一人の子どもに寄り添い一緒に遊ぶ中で、「ねらい」を意識した温かい援助を行っています。
・全ての子どもを対象に、連絡帳を通して保護者と日々細やかに連絡を取りあっています
 連絡帳は全てのクラスで使用し、4種類使っています。0歳児は複写式で、24時間のタイムテーブルに睡眠や食事などの家庭と保育園での状況を書き込み、子どもの1日の生活をきめ細かく把握することができます。1・2歳児には食事、機嫌、排便、入浴・睡眠、検温などの記入欄があり、家庭と保育園での様子を記入しています。3歳児は家庭・保育園ともに睡眠や食事、機嫌、体温をチェック方式とし、効率的に簡便な方法で子どもの様子を把握することができます。4・5歳児は小さいノートを使用し必要に応じて書くようにしています。家庭から「延長保育で、補食をお願いします。」、「お昼が食べられなかったらミルクをお願いします。」と書かれたり、「滑り台が楽しそうで、何回も載せてとおねだりしていました。」と、職員がその日の子どもの様子を記入していました。連絡帳を通して保護者と職員との連携が日々密に図られ、子どもの生活の連続性やリズムを維持しています。
・保護者が預けて良かったと思える保育園作りに、着実に取り組んでいます
 子どもたちやそれを取り巻く若い職員の笑顔がいっぱいです。若く経験が浅い職員も、子どもたちや保護者から信頼されることを目指し、経験豊富な先輩や保護者の有益なアドバイスを受け入れ活用しています。日々の保育活動に常に愛情を持って取組み、向上心を持って日々の保育の実践に努めています。人材育成は、運営会社(以下「本部」という)の計画に沿って実施され、また、保育園独自の人材育成も行っています。日常の保育活動を通して、「スタッフシート」(人事評価表)による自己評価などによって、職員のモチベーションアップを図っています。子どもたちの成長を共に喜び、預けて良かったと思える保育園作りに着実に取り組んでいる姿を見ることができました。

【さらなる改善が望まれる点】

・園庭への不審者侵入を防ぐ対策の検討が期待されます
 玄関の扉は一定期間で更新する暗証番号方式の鍵を取り付け、出入りを制限し、外部からの不審者の侵入を防止しています。表門及び裏門の門扉は鍵を取り付けてはいますが、園庭へ容易に出入りができる状態と見られます。今回の利用者家族調査の結果にも不安を述べる意見がありました。今後、園庭への不審者侵入を防ぐ対策の検討が期待されます。
・保護者の保育園の方針・目標の理解は深まるようにさらなる努力が望まれます
 保育園の方針・目標は、入園時の説明、独自のアンケート、しおり、パンフレット、園内掲示などにより、保護者へ伝えています。しかし、今回の利用者家族調査の結果によれば、「どちらとも言えない」「あまり知らない」と答えた人が27%でした。やるべきことはやっていると見られますが、方針・目標に対する認知・理解は、保育園の存在意義につながるといえ、さらに効果的な方法によって保護者の理解を深める努力が望まれます。
・長期的な将来構想のもと、地域に根差す存在であることをより強く意識した取り組みが期待されます
 保育園は、運営会社(以下、「本部」という)傘下の保育園として、その将来構想のもとに運営されています。2006年4月開園以来11年、区の「みどりっこまつり」や「幼保小交流」などを中心に、近隣の老人ホームの訪問など、独自の努力を続けてきました。また、保育活動の中でボランティアの活用も図っています。こうした地域の資源を利用し連携することによって、地域とのつながりや良好な関係を築き子どもの生活を豊かにしています。今後、長期的な将来展望のもとに、地域に根差す存在であることをより強く意識した取り組み、例えば、日々の保育活動の中に園庭の植生に地域のボランティアの協力を得るなど、保育園の運営基盤をより強固なものとするとともに、子どもの生活の幅を広げより豊かにする取り組みが期待されます。