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鴨居こども園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成29年度)

基本情報

施設名 鴨居こども園
所在地 横浜市緑区鴨居3丁目2番10号 ロックヒルズ鴨居1F
電話番号 045-937-3553
評価年度 平成29年度
評価機関 一般社団法人 アクティブケアアンドサポート
結果公表 2018年03月07日
結果に要した期間 6ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
2017年9月27日~2017年11月20日
 評価機関が提供した手引きを参照しながら、園長が作成し、合議の上、自己評価をまとめた。
評価調査員による評価
(実施期間)
2018年12月12日~2018年2月14日
 事前訪問、提出書類、家族アンケート結果並びに訪問調査の結果に基づいて評価調査員が合議し評価結果をまとめ、評価委員会で決定した。
利用者家族アンケート
(実施期間)
2017年10月13日~2017年10月30日
 保育園から家族へ調査票を配布してもらい、記入後評価機関へ直接郵送する方式により回収した(61世帯中51世帯、回収率84%)。
利用者本人確認
(実施期間)
2018年1月24日~2018年1月25日
 訪問調査において、評価調査員が分担してこどもの遊びや生活の様子を観察し、必要に応じ職員や子どもに質問した。

総評(評価結果についての講評)

○特に良いと思われる点

・一人一人の子どもを大切にした保育を行っています
 目標を「明るく元気で丈夫な子、あいさつのできる子 愛と思いやりのある子 感謝の心をもてる子」としています。保育は「和と輪」を合言葉とし、家庭的で温かな環境の中で、子どもを一人一人の人格を尊重した「かけがえのない大切な一人」として愛され、認められる幸せが感じられるように、色々な関りを通して互いに相手を大切にし思いやる心を育むことを目標としています。子どもたちの生き生きとした表情が目に飛び込んでくる保育園、子どもたちと職員の信頼関係の深さが感じられ、やさしい言葉かけが印象的です。子どもの最善の利益が図られていると感じました。
・地域との交流を進め、開かれた保育園となるように努めています
 朝の会で、登園した子ども全員が季節の歌を歌ったり、体操や遊戯をして体を楽しく動かしています。また、幼少体育指導士の資格を取得した職員が体操指導やリトミックの時間を設け、その時は音に合わせて動くテンポを変えたり動物になりきったりしています。クレヨンやクレパスを用意し、自由に画帳に絵を描いたりして表現しています。幼児一人一人の作品を部屋いっぱいに飾っていました。クレヨンなどの画材・粘土なども自由に使えるようにしています。子どもは、画帳に自由に絵を描いたり、自分が作った折り紙を貼ったりしています。
・地域との交流を進め、開かれた保育園となるように努めています
 区の「みどりっこカレンダー」(月刊)に、育児相談や園庭開放、交流保育を掲載し、市民へ情報を提供しています。夏祭りや運動会などの行事に地域の人々を招待しています。毎年、区の「みどりっこまつり」に参加し、ベビーコーナーを設けたり、体操をしたり、わらべ唄を歌たりして、他の保育園の子どもや地域の人々と交流しています。5歳児は近隣の小学校へ出かけ、1年生と交流しています。散歩や外の掃除のとき、近隣の人へ挨拶の声をかけたり、放送機材や体操道具を地域の人に貸し出したりと良い関係を築いています。地域における子育て事業を意識した、開かれた運営に努めています。
・人材育成のための研修制度や評価制度を充実させ、活用しています
 本部は人材育成のために研修体系を整備し、これに基づいて多様な研修を用意しています。本部作成の「スタッフシート」によって職員の目標管理と評価を行い、能力向上を図っています。必須研修として、新卒向けをはじめ、2年目、中堅、リーダー、主任、園長を用意しています。また、栄養士研修、運動会研修、リトミック研修、障害児・要配慮児研修などは希望により受講することができます。園長は、年2回、職員と個別面談を行い、「スタッフシート」を利用して日常の業務を自己評価し、園長の評価を得て、自分の得意分野や足らないところに気づき、受講すべき研修を決め、保育技術向上とやる気の向上につなげています。

○さらなる改善が望まれる点

・感染症への取り組みについて保護者の意識を求める工夫が求められます
 感染症について、入園時の「入園のしおり」や「感染症による登園許可書・登園届について」という文書で知らせています。感染症が発症した時は、玄関に「感染症のお知らせ」を掲示し、保護者へ注意を促しています。これまでの医師の診断による登園許可証のほか、受診後に保護者が記入する登園届を加えました。症状が治癒する前に登園したり、医療機関に受診せずに登園したりする子どもが出てきていると見られることから、今後、感染症の拡大(まん延)防止に保護者の理解・協力が得られるようにさらなる工夫が望まれます。
・保護者の意向を踏まえた不審者侵入対策のさらなる取り組みが期待されます
 不審者などの侵入防止策として、玄関扉はオートロック式とし、来園者に対し、ドアホンを押さないと開かないようにしています。扉は正しい暗証番号の入力で開くようになっていて、暗証番号は随時変更しています。不審者対応マニュアルを用意し、また、年1回火災などの避難訓練時に不審者侵入訓練を実施しています。今回の利用者家族調査では、「外部からの不審者侵入を防ぐ対策について」(問5-3)に対し、「不満」または「どちらといえば不満」と答えた人が回答者63人中8人(12%)で、自由意見には、セキュリティーの強化や防犯カメラの見直しを希望する記述がありました。調査の結果を踏まえた今後の取り組みが期待されます。
・長期計画と年間事業計画との整合性を図り、理念・方針の実現に取り組むことが期待されます
 本部が中・長期的展望・視野に立って「教育経営計画書」を作成しています。保育園は開園の2010年を初年度とする10か年計画を策定しています。保育目標として、明るく元気で丈夫な子(2)あいさつのできる子、愛と思いやりのある子などを掲げています。本年度は、8年目、保育の実施面で、5歳児の交流保育への積極的参加や系列園との行事交流による経験を広げることなどに取り組んでいます。他方、年間事業計画には、11時間開所や延長保育、一時保育、業務分担などを取り上げ、長期計画との関連性が明らかでないところが見られました。今後、長期計画の進捗状況の確認と併せて、進む方向性を示す長期計画を踏まえて年度事業計画を策定することが期待されます。