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株式会社学研ココファン・ナーサリー ココファン・ナーサリー矢向 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成28年度)

基本情報

施設名 株式会社学研ココファン・ナーサリー ココファン・ナーサリー矢向
所在地 横浜市鶴見区矢向4丁目22番13号
電話番号 045-585-1045
評価年度 平成28年度
評価機関 一般社団法人 アクティブケアアンドサポート
結果公表 2016年12月22日
結果に要した期間 5ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
2016年7月13日~2016年10月7日
 評価機関が提供した手引きを参照しながら、園長が作成し、合議の上、自己評価をまとめた。
評価調査員による評価
(実施期間)
2016年11月2日~2016年12月15日
 事前訪問、提出書類、家族アンケート結果並びに訪問調査の結果に基づいて評価調査員が合議し評価結果をまとめ、評価委員会で決定した。
利用者家族アンケート
(実施期間)
2016年9月23日~2016年10月7日
 保育園から家族へ調査票を配布してもらい、記入後評価機関へ直接郵送する方式により回収した(40世帯中32世帯、回収率80%)。
利用者本人確認
(実施期間)
2016年11月8日~2016年11月9日
 訪問調査において、評価調査員が分担してこどもの遊びや生活の様子を観察し、必要に応じ職員や子どもに質問した。

総評(評価結果についての講評)

〔全体の評価講評〕
○ 特に良いと思われる点
・1日の活動を考慮し、子どもが好きな遊びを遊びこめるような時間を作っています
 午前中は外遊びや制作などの主活動が多く、午後のおやつの後に子どもが好きな遊びを遊び込めるような環境設定に努めています。子どもが少人数で落ち着いて遊べるようコーナー保育を行っています。机を利用して、ブロックコーナー、パズルコーナー、おままごとコーナーなど、様々なコーナーを作り、好きな所で遊びます。訪問調査の日、夢中に遊んでいる子どもの姿を観察することができました。すのこなどを利用して本物の食器を使ったおままごとコーナーを職員が製作中でした。子どもにはまだ内緒です。今回の利用者家族調査で、「クラスの活動やあそびについて(問4-1)」子どもが満足しているかに対し、回答した保護者は、「満足」、「どちらかといえば満足」のいずれかを答え、不満はありませんでした。
・食育に力を入れ、子どもたちは食に関心を持ち食べることが好きです
 食育に力を入れています。食育の年間目標に、「自ら食に興味・関心を持ち食べることが好きになる」を掲げ、食育年間計画、各年齢の食育年間計画を立て、食の体験を進めています。季節の食材の感触、臭い、形状などを体感したり、季節に合った野菜を栽培したり、水やり・観察を行っています。栽培したものを調理して食べ、描画の題材にし、表現活動へもつなげています。また、食事のマナーを学び、行事や誕生会の特別メニューを楽しんでいます。八百屋やスーパーに出かけて食材を買い求め、クッキングをする活動も取り入れています。今回の利用者家族調査で、「給食の献立内容について(問4-7)」、「子どもが給食を楽しんでいるか(問4-8)」の回答からも、満足している様子がうかがえます。
・「園だより」やブログにより、保護者との信頼関係が深まるよう情報発信と共有に努めています
 保育園は、子どもが満足して一日を過ごし、保護者が安心して預けられ、「明日も来たい、預けたい。」と日々思うような保育を目指しています。保護者との信頼関係を深めるため、「園だより」や保護者向けのブログで情報を発信しています。「園だより」には、園長のメッセージをはじめ、行事予定、子どもの誕生日の案内などを掲載しています。ブログは、インターネット上で保護者向けに発信し、個人情報保護に配慮して閲覧希望の保護者にID及びパスワードを知らせています。IDとパスワードは定期的に更新しています。ブログは、子どもの保育園での日常生活を見て楽しむことができ、保護者に好評です。
・横浜市や鶴見区、運営会社主催の研修を、職員の能力向上に役立つよう活用しています
 保育課程に研修計画を織り込み、職員の受講を勧めています。園長が、職員の年齢や経験を考慮して年間研修計画を作成し、通知を兼ねて回覧しています。職員が自主的に参加できるようにし、横浜市や鶴見区、運営会社(以下、「法人」という)主催の研修を受講しています。内部研修は、職員会議でテーマを決め、毎月一回実施しています。受講後、職員会議で伝達講習を行い、他の職員に報告し共有しています。人権尊重やハラスメント、個人情報保護などに関する研修は、法人が作成したDVDを使用し、非常勤職員を含めむ全職員が学習しています。

○さらなる改善が望まれる点
・地域の子育て支援ニーズに対応し、専門性の発揮が期待されます
 年一回地区センターのイベントへ参加し、育児相談に応えているほか、近くのグループホームの高齢者と交流しています。また、近くの公園で、地域の子どもと一緒に、大きな絵本の紙芝居を行っていることは、近隣との友好な関係を築くことにつながっています。今後、保育園が地域住民の社会資源となっていくうえで、例えば、その存在を知ってもらう広報活動をはじめ、育児相談の回数の増加、一時保育、交流保育、子育てに関する講習の実施など保有している専門性を発揮することが有効ではないか、検討が期待されます。
・事業計画書や保育指導計画等に環境への考え方を明記し、推進することが期待されます
 ゴミは分別ゴミ袋を使用し、リサイクルに協力しています。また、減量化のためコピー用紙の裏面を使用しています。省エネルギーのため、節電・節水を心がけ、エアコンの設定温度を夏は27度、冬は23度にしています。照明の消し忘れなどがないよう職員が意識して行うことを呼びかける貼り紙をしたり、互いに声をかけ合っています。環境への取り組みとして、保育園の滑り台側のグリーンカーテンや太陽光発電の設置などを検討しています。今後、こうした環境への考え方を明文化し、事業計画書や保育指導計画などに目標や具体的な取り組みを明記し、運営に生かすことが期待されます。
・健康増進、生活の変化の観点から、屋上園庭の安全策と利用法の検討が期待されます
 天気の良い日は、できるだけ戸外活動を取り入れるよう計画しています。雨天が続く梅雨時期は、雨上がりに散歩に出かけています。寒い時期も外遊びを楽しんでいます。屋上に園庭を設け、園庭は主に、プールとリトミック、植物の栽培などに利用しています。現状、地上にある園庭より利用しづらい環境と見られます。園庭に人工芝が敷かれていますが、隙間が見られつまづく危険があると思われます。子どもの健康、生活に変化を与える観点から、安全策と利用法の検討が期待されます。
・外部からの侵入について不安を払しょくする対策が期待されます
 玄関の扉は、暗証番号式の鍵を使用しています。暗証番号は定期的に変更し、保護者に伝えています。不審者を発見した場合の対応について、「危機管理マニュアル」を整備し、訓練を行っています。玄関が道路に直結しています。一端開いたドアが閉まるまでに時間がかかり、開放状態の発生が懸念されています。今回の利用者家族調査で、「外部からの不審者侵入を防ぐ対策について(問5の3つ目)」に対し、回答者からそうした懸念する意見が複数ありました。今後、保護者の不安を払しょくするさらなる対策を講じることが期待されます。