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中川こども園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成27年度)

基本情報

施設名 中川こども園
所在地 横浜市都筑区中川1丁目19番1号 中川SOビル2階
電話番号 045-911-0011
評価年度 平成27年度
評価機関 一般社団法人 アクティブケアアンドサポート
結果公表 2016年02月12日
結果に要した期間 7ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
2015年7月23日~2015年10月23日
 評価機関が提供した手引きを参照しながら、園長が作成し、合議の上、自己評価をまとめました。
評価調査員による評価
(実施期間)
2016年1月26日~2016年1月27日
 事前訪問、提出書類、家族アンケート結果並びに訪問調査の結果に基づいて評価調査員が合議し評価結果をまとめ、評価委員会で決定しました。
利用者家族アンケート
(実施期間)
2015年9月30日~2015年10月23日
 保育園から家族へアンケート調査票を配布してもらい、記入後評価機関へ直接郵送する方式により回収しました(31世帯中22世帯、回答者割合71%)。
利用者本人確認
(実施期間)
2016年1月26日~2016年1月27日
 訪問調査において、評価調査員が分担して子どもの遊びや生活の様子を観察しました。

総評(評価結果についての講評)

〇 保育園の概要
 中川こども園は、2012年4月に開園した横浜市認可保育所で、都筑区中川の地にあります。保育園は、横浜市営地下鉄ブルーライン・中川駅のすぐそばにあります。駅に近く、通勤時に子どもを預ける保護者が多いと見られます。中川駅周辺を少し離れると、閑静な住宅街が広がり、園庭も、この一角に確保しています。開設間もない園ですが、園長を始め、若い職員が、常に笑顔で子どもや保護者に接しています。賑やかで、笑顔があふれる子どもたちから、「こども園大好き」の言葉が聞こえてきました。
〇 特に良いと思われる点
(1)子どもに寄り添い、子どもの意見や希望を反映させ、子どもが好きなことを存分に楽しんでいます
 保育園は落ち着いた茶色の木のぬくもりを感じる作りになっています。各部屋に、長方形や楕円形の大きな机や個人の小さな机を置き、絨毯やマットを敷いて、コーナー遊びができる環境を整えています。0歳児は、職員と一緒に絵本を見たり、布自動車を握ったりしながら、落ち着いて過ごしています。1歳児のリズム遊びでは、元気な子どもは飛んだり跳ねたり、まだ十分歩けない子どもは職員が膝上に載せ、音楽に合わせて一緒に手を挙げてリズム感を取るなど、一人一人の子どもの気持ちに寄り添い、じっくり向き合っています。4歳児の公園遊びでは、子ども自身が好きな遊びを決めて縄跳びや氷おにで遊ぶなど子どもの意見を大切にして保育に反映しています。
(2)「環境整備を徹底する」として、清掃活動から気づき力を向上させています
 毎日、「早番・遅番チェックシート」に基づいて、保育室を始め、トイレや廊下などを清掃しています。本年度、重点方針・目標に「環境整備を徹底する」を掲げ、清掃に職員全員で取り組んでいます。エアコンや蛍光灯、洗濯機やシャワー、傘立てや玄関フロアなど重点箇所を細かく設定し、毎月担当を決めて清掃を行っています。リーダー及び分担を決め、清掃場所を細分化し、毎日1か所ずつ順番に清掃し、磨きこむ方法で見えない所をきれいにすることを目標としています。「清掃は気づきの基本であり、清掃することにより、見えないところまで見えてくる。子どもの観察や保護者との対応にも、きめ細かな気づきが出てくる。」と捉えています。
(3)外部研修の成果をより効果的にして行こうと取り組んでいます
 園長は、職員の力量アップに課題を設定していました。提供する保育の充実を目指し、職員の「職員研修計画」を作成し、取り組んでいます。外部研修を受講した職員が、全体ミーティングで報告しています。加えて、園長の方針から、報告を受けた職員が報告内容を如何に今後の自分に反映させるかを明確にし、その結果を「研修報告書」に付記していました。例えば、「要支援児への人権感覚を学ぶ」研修を受講した職員の報告を聞いた職員が、「(障害児や要支援児に対し)困った子として見るのではなく、困っている子として見て、原因を考えて関わって行くようにする。」と、自らの姿勢を記入していました。
〇 さらなる改善が望まれる点
(1)保護者懇談会を充実させるなど、保護者同士の交流を援助することが期待されます
 子どもの誕生会に保護者の参加を呼びかけ、保育参観を行うとともに、給食を一緒に食べています。夕涼み会や運動会、遠足に、保護者も参加し、一緒に楽しんでいます。本年度から、保護者懇談会を年1回開催するとし、すでに行われていました。今回の利用者家族調査の結果には、保護者同士の交流を図れるよう懇談会を増やして欲しいという記述が複数見られました。懇談会を通して、保護者同士が知り合い、子育ての悩みや子育て方法の情報交換を行うなど保護者同士の自主的な活動を援助することが期待されます。
(2)事故、苦情やトラブル、不適切なケースの発生や再発を防止するため、さらなる取り組みが期待されます
 発生した苦情やトラブル、他の保育園における不適切なケースは、全体ミーティングで職員に周知し、年度ごとに記録をまとめ保管しています。事故を含め、苦情やトラブル、不適切なケースのなかで、特に再発した事例について、蓄積したデータを活用して原因を分析し、その原因を取り除くためどのような方策が必要かを明らかにすることによって、より有効な防止策が得られるのではないか、検討が期待されます。
(3)利用頻度が低いと見られる園庭の有効利用の検討が期待されます
 マンションの2階に立地していることから、園庭(167m2)は、保育園園から歩いて10分ほどの住宅街の一角に設けています。砂場とトイレを設置し、子どもたちが自由に動き回れる空間があります。現状、園庭利用の頻度は低く、毎日、近隣の公園へ散歩に出かけ、自然に触れるとともに、自由に動き、体力を養っていると見られます。今後、園庭を、例えば、菜園として食育活動に利用する、あるいは、地域の子育て家庭へ開放するなど有効に活用する検討が期待されます。