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ココファン・ナーサリー日吉本町 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成27年度)

基本情報

施設名 ココファン・ナーサリー日吉本町
所在地 神奈川県横浜市港北区日吉本町3丁目23番15号
電話番号 045-560-2331
評価年度 平成27年度
評価機関 一般社団法人 アクティブケアアンドサポート
結果公表 2015年11月27日
結果に要した期間 5ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
2015年7月15日~2015年10月9日
 評価機関が提供した手引きを参照しながら、園長が作成し、合議の上、自己評価をまとめた。
評価調査員による評価
(実施期間)
2015年9月25日~2015年11月27日
 事前訪問、提出書類、家族アンケート結果並びに訪問調査の結果に基づいて評価調査員が合議し評価結果をまとめ、評価委員会で決定した。
利用者家族アンケート
(実施期間)
2015年9月25日~2015年10月9日
 保育園から家族へアンケート調査票を配布してもらい、記入後評価機関へ直接郵送する方式により回収した(72世帯中57世帯、回収率79%)。
利用者本人確認
(実施期間)
2015年11月10日~2015年11月11日
 訪問調査において、評価調査員が分担してこどもの遊びや生活の様子を観察し、必要に応じ職員や子どもに質問した。

総評(評価結果についての講評)

全体の評価講評

□ 保育園の概要
 保育園は、株式会社学研ココファン・ナーサリーが運営する神奈川県内で最初の認可保育園として、2012年4月に開園しました。横浜市営地下鉄グリーンライン・日吉本町駅から徒歩7分、東急東横線線日吉駅から徒歩14分くらいの静かな住宅地の中にあります。定員は90名で、2015年11月現在、89名が在籍しています。
 一人一人の育ちのチカラを伸ばす保育、高齢者との交流を通じ、感謝の気持ちや他人を思いやる寛容な気持ちを育む保育を特徴としています。

□ 特に良いと思われる点
(1) 食育に力を入れ、食事を豊かに楽しむ工夫をしています
 食育目標に、0、1、2歳児は「給食を通して、食材に興味関心を持ち食べる意欲を育てる」、3、4、5歳児は「栽培や調理、栄養学など様々な体験を通して食に興味を持ち、食べ物の大切さを学ぶ」を掲げ、発達に応じて様々な食育に取り組んでいます。栽培し、収穫して食べる取り組み、食べる楽しみを知る弁当給食、季節や行事を意識した茶会、栄養学習、マナーの体験などです。訪問調査の日、2歳児の給食時、子どもが献立名を知り、食材に興味を持って楽しく食べている様子を観ることができました。3歳児の部屋に、枝豆などの栽培記録の掲示があり、栽培、観察、収穫、そしておいしく食べた様子を確認できました。
(2) 「みんなのとしょかん」で絵本を借りることができ、喜ばれています
 園内に、「みんなのとしょかん」コーナーを設けています。「みんなのとしょかんをつかうときのおやくそく」が掲示され、このルールを守って利用しています。貸し出しも可能で、家でゆっくり、家族と一緒に読むこともできます。蔵書は約250冊で、クラスに置いている本だけでなく、本に親しむ機会が増えています。本年度8月から、港北区の「絵本の図書館」実施園として、地域の人々にも貸し出しを始めました。水曜日が貸出日で、見学者も含め来園者が少しずつ増えています。「みんなのとしょかん」は、地域の人々に読まなくなった絵本を持ってきてもらったり、貸し出したりしているほか、港北図書館に設けられたリユース文庫へ提供することによって本のリサイクルに協力しています。
(3) 地域コミュニティにおける多世代交流を推進しています
 地域の子育て家庭に向けて、育児セミナー「子どもの社会性をはぐくむ」を大学の先生を招き開催しました。運営会社の保育園園児と高齢者向け住宅に住んでいる高齢者との交流を通して、子どもの包括的な社会性がいかに向上するかを検証する多世代交流プログラムの一環で、地域コミュニティにおける多世代交流を推進することを目的としています。今後、プログラムの成果物を通して、多世代交流の園児への影響が明らかになり、保育園の運営や保育の実践に生かすことが期待されています。

□ さらなる改善が望まれる点
(1) 送迎時の子どもの様子の説明に、保護者のニーズに応えるきめ細かな配慮が期待されます
 保護者から相談が寄せられた時、事務室やフリー保育室、時間帯によってはクラスで聞いています。保護者のプライバシーに配慮し、場所を選んでいます。定期的(6月に全員、2月に0、1歳)に個人面談を行っているほか、希望により随時受けています。個人面談は、クラス担任が対応し、事前に質問や意見を書面で提出してもらっています。主任や園長と相談したうえで、保護者へ回答しています。相談や個人面談の記録をとり、必要な対応を行っています。今回の利用者家族調査の結果、「送迎時の子どもの様子に関する情報交換について」に保護者の一部が改善を求めていることがうかがえます。例えば、その日の子どものエピソードを交えるなど保護者のニーズに応えるきめ細かな配慮が期待されます。
(2) 不審者対策について、さらなる検討と取り組みが期待されます
 通常、出入り口は施錠し、暗証番号を入力して解除することができます。暗証番号は定期的に変更し、保護者に伝えています。「危機管理マニュアル」を備えているとともに、不審者を発見した場合の緊急通報体制を確立しています。行政や近隣の保育園、日吉本町地域ケアプラザなどと連携し、不審者情報を得られるようになっています。朝の登園時間帯は、「おじいちゃん先生」(シルバー人材センターから派遣)が子どもを迎えていますが、夕方の降園時には配置していません。今回の利用者家族調査の結果、「外部からの不審者侵入を防ぐ対策」にいくつかの意見がありました。今後、こうした保護者の意向を踏まえ、さらなる検討と取り組みが期待されます。
(3) ベテラン保育士を計画的に育成することが期待されます
 開園してから4年目を迎え、当初新人で入った職員も経験を積み成長してきました。今回の利用者家族調査の結果には、「もっとも細かい所まで目が届いてほしい。アレルギー誤食などの緊急時の対応に疑問を感じる。」などの保護者の意見が見られ、保護者の要望に応えきれていないことがうかがえます。ベテラン保育士の育成が課題として認識しています。保育経験を積み重ね、保護者との優れたコミュニケーション能力を有するなど一般職員を越えた力量を持つことが求められます。主任・リーダー研修やコーチ研修といった充実した研修体系を活用し、ベテラン保育士を計画的に育成することが期待されます。