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港南つくしんぼ保育園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成30年度)

基本情報

施設名 港南つくしんぼ保育園
所在地 神奈川県横浜市港南区港南4丁目2-6
電話番号 045-882-2940
評価年度 平成30年度
評価機関 株式会社 学研データサービス
結果公表 2019年01月10日
結果に要した期間 7ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
平成30年 7月 4日~平成30年 10月 5日
園長、主任を中心に作成
評価調査員による評価
(実施期間)
平成30年 11月 20日、平成30年 11月 21日
(1)第1日目
ガイダンス、施設見学、保育観察、事業者(職員)ヒアリング(園長、主任保育士、保育士、事務員)、書類確認
(2)第2日目
事業者(職員)ヒアリング(園長、主任保育士、保育士、事務員、調理員)、保育観察
利用者家族アンケート
(実施期間)
平成30年 9月 7日~平成30年 9月 21日
送付方法・・・園を通して保護者へ配付
回収方法・・・評価機関宛に保護者より直接郵送
利用者本人確認
(実施期間)
平成30年 11月 20日、平成30年 11月 21日
第1日目、第2日目の午前遊び、昼食、午睡の状況などを中心に、観察調査を実施しました。また、幼児とは会話の中で 適宜聞き取り調査を実施しました。

総評(評価結果についての講評)

《施設の概要》
 港南つくしんぼ保育園は、横浜市営地下鉄ブルーライン「港南中央駅」から徒歩5分の位置にある、平成14年4月開所の私立保育園です。近くには自然豊かな公園が多く、散歩コースに恵まれています。子どもの豊かな心を育てることを大切にした保育を目ざし、保育理念は「豊かな心と身体の自立を促す遊びを中心とした楽しい保育-様々な遊びの経験から自ら考え、行動し、生きる力の基礎を育てる」です。定員は0~5歳児あわせて148名、開園時間は、平日は7時から19時、土曜日は7時から16時です。地域に根ざし、遊びを中心とした楽しい保育を行っています。異年齢保育や食育、音楽活動、外部講師による体操も取り入れ、子どもたちは明るく元気に活動しています。

《特に優れている点・力を入れている点》
○子どもの人権に配慮した保育を実施しています
 園では「人権について」というマニュアルがあり、その中には「子どもの人権 保育園で大切な人権とは」という文言があります。職員は新人研修で、「子どもの意見の尊重と参加する権利」を学び、対話的保育を実施しています。社会的レベルでの「子どもの人権」だけではなく、日常で一人一人の子どもとかかわる生活レベルでの「子どもの人権」を守っています。例えば、おもらしした子どもに対して、まず、早く着替えをさせたい状況である場合に、職員は子どもに、「今は急いで取り換えたほうがいいと思けれど、この方法で良い?大丈夫?そこまで行く時は先生隠してあげるから」と、子どもに対して、このほうが都合が良いというような一方的な押し付けではなく、子どもに、このようにして良いかという承諾を得て、子どもが納得したうえで行動しています。

○子どもの主体性を尊重した保育を行っています
 子どもの主体性を尊重した保育を行っています。対話保育を取り入れ、子どもたちのやってみたい気持ちや興味を見つけ、それに必要な物を準備したり、遊びが発展するように一緒に考えるようにしています。職員は研修で造形を学び、にじみ絵を描くなどさまざまな素材を使って表現する楽しさを子どもに伝えています。日常の中ではわらべ歌を楽しみ、年数回、歌や太鼓のコンサートを開き、表現することの楽しさを体験しています。子どもの発達や年齢に合わせておもちゃを用意し、遊ぶ時にはいろいろなコーナーを作って遊んでいます。2~5歳児は一人一人に、職員が製作した人形が用意されており、好きな時に自分の人形で遊ぶことができます。園庭にはアスレチックがあり、子どもたちは自由な発想で遊びを楽しんでいます。

○積極的に地域連携を深め、保育ニーズの掘り起こしに取り組んでいます
 園ではフリー保育士を「地域担当職員」と決め、地域における各機関や施設との連携を深めており、地域全体の福祉力向上に貢献しています。港南区内において保護者が中心となって立ち上げられた「子育て連絡会」の賛助会員になるなど、港南区および地域の子育て支援に関するニーズの把握に努めています。「こうなん子どもゆめワールド」という地域イベントや園独自の「遊びの日」などの場で育児相談に応えるほか、園の見学を随時受け入れ、園長が中心となって育児、子育て相談に応えています。近隣の福祉施設と共同でイベントを実施するなど、地域の園に対する理解促進に積極的に取り組んでいます。

《今後の取り組みに期待したい点》
●職員が保育に集中しスキルアップを図るためにもさらなる業務のスリム化が期待されます
 さまざまなニーズに応える必要のある保育事業は、必然的に書類などが多くなり職員の業務が煩雑になることは理解できますが、保育の質のさらなる向上のために業務のスリム化が期待されます。ICTソフトの活用による書類の簡素化と普遍化、報告書などの整理や統一、記入項目の簡素化など、工夫の余地はあるように見受けられます。また、保護者への連絡や保護者会との意思確認などは、可能な範囲でメーリングリストを活用し会議などの回数を減らすことも考えられます。業務の拡大と煩雑化は園長および主任など経営層に大きな負担を強いることにもなり、現場への気配りや職員の育成のみならず、本来の目的である保育そのものの質の向上に向けた意欲がそがれることにもなりかねません。職員の負担軽減のためにもさらなる業務のスリム化が期待されます。

●園での保育についてより理解を深めてもらうために、保育参観は期間を設けて実施するとさらによいでしょう
 保護者懇談会は年4回実施し、子どもの成長の様子などについて伝えています。個別面談は7月から9月の間に実施しており、全保護者が参加しています。保育参観は、年間通して保護者の希望に応じて受け入れ、現在3割ほどの保護者が参加しています。半日、クラスで子どもたちと一緒に過ごして日ごろの活動を体験してもらい、給食の試食も行っています。参加した保護者からは、クラスの様子や園の様子がわかる、子どもの仲間関係がわかるなどの声が聞かれています。保育参観は保護者に園での保育についてより理解を深めてもらうために有効ですので、期間を決めて実施するなど参加率を上げる工夫をされるとさらによいでしょう。