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芹が谷ぴよっこ保育園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成30年度)

基本情報

施設名 芹が谷ぴよっこ保育園
所在地 神奈川県横浜市港南区芹が谷1丁目38-14
電話番号 045-821-2346
評価年度 平成30年度
評価機関 株式会社 学研データサービス
結果公表 2019年01月15日
結果に要した期間 8ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
平成30年 5月 23日~平成30年 10月 11日
調理室や事務も加わりグループごとに話し合いながらまとめ、主任、園長とともに検討し、全員に報告しながら一つにまとめました。
評価調査員による評価
(実施期間)
平成30年 11月 26日、平成30年 11月 27日
(1)第1日目
ガイダンス、施設見学、保育観察、事業者(職員)ヒアリング(園長、栄養士、保育士)、書類確認
(2)第2日目
事業者(職員)ヒアリング(園長、主任保育士、保育士)、保育観察、書類確認
利用者家族アンケート
(実施期間)
平成30年 9月 10日~平成30年 9月 24日
送付方法・・・園を通して保護者へ配付
回収方法・・・評価機関宛に保護者より直接郵送
利用者本人確認
(実施期間)
平成30年 11月 26日、平成30年 11月 27日
第1日目、第2日目の午前遊び、昼食、午睡の状況などを中心に、観察調査を実施しました。また、幼児とは会話の中で 適宜聞き取り調査を実施しました。

総評(評価結果についての講評)

《施設の概要》
 園は平成23年4月に横浜市立保育園から民間移管により、社会福祉法人新緑会下永谷保育園として開園しました。平成28年4月、新園舎完成を機に園名を現在の芹が谷ぴよっこ保育園に変更しました。横浜市立保育園の開園は昭和47年で開園からは47年を経ています。京浜急行上大岡駅またはJR東戸塚駅からバスで15分、芹が谷下車徒歩6分ほどの住宅地にある園です。園の利用者は東京や横浜方面への通勤者が多くいます。周辺には閑静な住宅が広がり、新興の住宅団地も造成中で、県立病院や関連施設、小学校や中学校、バス停付近には商店街、消防署などがあり、散歩に利用する公園がいくつもあります。こうした環境の中、子どもたちは伸び伸びと過ごしています。

《特に優れている点・力を入れている点》
○職員が「目ざす子ども像」を描きながら、自主性、主体性、柔軟性を育てる保育をしています
 全体的な計画の中で、目ざす子ども像を「生きる力の基礎を身につけた子ども」としています。子どもの自主性や主体性を育て、柔軟性のある子どもに育ってほしいとの思いを職員が共有し、保育の実践をしています。園長からは機会のあるごとに職員に向けて、子どもとの接し方について話をしています。子どもの自己が育つために、園にいるときは伸び伸びと、好きなことをさせていく、自己を認めてもらえたと感じる時間を与えるように保育をしてほしいと伝えています。好きなことをさせていく中で起こる子ども同士のトラブルも、職員は子ども一人一人の気持ちを受け止めながら、子どもの成長につながるように声をかけています。職員はクラスの子どもたちの特徴を把握し、年齢や発達に応じた対応をするように努めています。

○「地域における家族援助」を保育理念に掲げ、地域の子育て支援に貢献する保育園を目ざしています
 園の保育理念に「ひとりひとりの伸びゆく個性を尊重し、可能性を信じて、豊かな人間性を持った子どもの育成に保護者や地域社会と力を合わせ、乳幼児の福祉を積極的に増進し、あわせて地域における家族援助を行います」とあるように、園は在園児のみでなく、元の市立保育園の伝統を引き継ぎ、地域の子育て支援を行う施設として対応に努めています。年度初めに地域の育児支援予定を組み、こどもの日やどろんこ遊び、運動会などほとんどの園行事や交流保育に地域の方々を招待し、給食を含めた半日交流保育「プチ体験」や、ほぼ月2回のモンテッソーリ保育による「子育てサロン」、園庭開放、育児相談を行い、毎回多くの参加者を集めています。地域に向け一時保育も実施しています。また、芹が谷地区社会福祉協議会主催や港南区主催の子育て支援行事に出前保育を行い地域に貢献しています。

○保護者や子どもたちとともに環境問題に正面から取り組んでいます
 重要事項説明書に「環境への配慮について」の項目を設けて、ごみの減量化やリサイクルのための取り組みを行っていること、省エネルギーの促進や緑化の推進に取り組んでいることを明記して、保護者に知らせ、協力を依頼しています。屋上に太陽光発電設備を備え、玄関には現在の発電量が表示され、「よこはまエコ保育所」の認証書を掲示しています。保育室などには分別表示したごみ箱を置き、紙は自治体の資源回収に、使用後の油も資源回収に出しています。保護者から集めたペットボトルなどの廃材は工作材料に再利用しています。LED電球の使用や、適正な温湿度管理、不要時の速やかな消灯、夏季の遮光シート、園舎西側にはゴーヤによる緑のカーテン作りなどで省エネに努めています。園庭には、花期が初夏から晩秋までと長い鮮やかな花が数か所に群れて咲いていました。

《今後の取り組みに期待したい点》
●各種マニュアルの内容を再度確認し、最新版にすることをお勧めします
 衛生管理や安全管理など各種マニュアルが整備されていますが、一部のマニュアルは内容が古くなっていたり、マニュアルの中には最新版かどうかがわからないものがありました。職員の在籍年数が長く、マニュアルを必要だと感じる職員が少ないことが考えられますが、日々の業務に追われているうちに、個人的な省力化が行われ、管理レベルが不安定になる可能性があります。業務を担当する職員全員で、一度マニュアルを見直して不要なものは破棄し、新しい情報を加えて最新版にされたらいかがでしょうか。さらなる効率化についても話し合う機会となるでしょう。

●人材の確保と教育について一層の努力を期待します
 職員と子どもがクラスの枠を超えてかかわり、一人一人の子どもに向き合おうとしている姿勢はすばらしいですが、園が課題としているように、十分な職員の確保ができていない状況です。勤務シフトを工夫しても研修の時間が十分取れず、時間帯によっては一部の職員に負担がかかっているのが現状です。園は対策として、業務の分担化や借り上げ宿舎制度などを検討し努力してきましたが、今後も業務の見直しや分担、効率化を図ったり、地域に根付いた園の特長を生かしたり、法人本部とも協力して人材確保に一層努力されることを期待します。