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ケンパ高田 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成27年度)

基本情報

施設名 ケンパ高田
所在地 神奈川県横浜市港北区高田東4-17-17
電話番号 045-540-0400
評価年度 平成27年度
評価機関 株式会社 学研データサービス
結果公表 2016年02月24日
結果に要した期間 9ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
平成27年 9月 3日~平成27年 12月 14日
全職員から自己評価表を提出、それを主任と主任補佐がまとめ、園長に提出
評価調査員による評価
(実施期間)
平成28年 1月 13日、平成28年 1月 14日
(1)第1日目
ガイダンス、施設見学、保育観察、事業者(職員)ヒアリング(理事長、園長、主任保育士、栄養士、看護師)、書類確認
(2)第2日目
事業者(職員)ヒアリング(理事長、園長、主任保育士)、保育観察
利用者家族アンケート
(実施期間)
平成27年 10月 28日~平成27年 11月 11日
送付方法・・・園を通して保護者へ配付
回収方法・・・評価機関宛に保護者より直接郵送
利用者本人確認
(実施期間)
平成28年 1月 13日、平成28年 1月 14日
第1日目、第2日目の午前遊び、昼食、午睡の状況などを中心に、観察調査を実施しました。

総評(評価結果についての講評)

《施設の概要》

 ケンパ高田は、平成23年4月1日の開設で、5年目を迎えた保育園です。設置主体は、特定非営利活動法人ケンパ・ラーニング・コミュニティ協会です。当園はその系列園の一つです。定員は60名で、平成27年1月現在58名が在籍しています。特別保育は、産休明け保育、延長保育、障がい児保育、一時保育などを実施しています。
 横浜市営地下鉄グリーンライン高田駅から徒歩で5分ほどの所にあります。保育園は川のそばにあります。川に沿って広い遊歩道が続き、散歩に行く際に交通に心配することなく歩けますので、0~2歳児にはとても便利な散歩道です。付近は住宅地で、公園も点在していますので、子どもたちはそういった環境の中、伸び伸びと過ごしています。

《特に優れている点》

〇いろいろな国の人と触れ合う活動を展開しています
 いろいろな国の文化や人に触れることを願って、法人内の系列園に外国人の職員を一人ずつ配し、多様な遊びを展開しています。当園においてもミュージック&ムーブメントと称し、外国人の職員による活動を展開しています。この活動は、外国の歌をうたったり、音に合わせて体を動かすなどのリズム遊びをしたりして楽しみます。また、ランチトリップと称して、系列園の外国人の職員も園にきて、その国の食事をみんなで楽しんだり、その国の特徴あるお祭りなどの話を聞いたりして、異文化に触れる経験をします。
 このように外国人の職員を配置することで、子どもたちに民族、宗教、文化などさまざまな違いを認め合い、共生していく人になってほしいとの理事長の思いがあります。外国人の職員は、アジアやアメリカ、中近東、ヨーロッパなど各国の外国人がいます。そして、系列園を回り、子どもたちと自然に接しています。

〇職員同士のチームワークが良好です。
 園全体が明るい雰囲気で、その中で子どもたちは伸び伸びと活動しています。職員同士も仲が良く、コミュニケーションもとれ、お互いに自然に協力しあう体制が自然にとれています。また、職員同士は、子どもたちのかわいい姿について話し合い、共感し合っています。
 このような子どもとのふれあいや職員同士のコミュニケーションについての意見や感想が、職員アンケートの自由記述のなかに随所に見られ、好ましい雰囲気が園内にあることが十分に理解できます。そして、お互いに十分に注意し合って、保育の質を向上させるようにがんばっています。

〇各種マニュアルを整備して、保育に専心できる環境が整えられています
 安全管理、調理、感染症、苦情対応、虐待対応、防犯、防災など各種マニュアルがセットされた総合マニュアルを全職員に配付しています。そして、子どもの安全を第一義に考え、各職員がいつでもすぐに目を通し、必要に応じた対応ができるようにマニュアルの読み合わせを行うなど、常に意識して保育を行うようにしています。
 また、「法人ガイドブック」というファイルは、施設運営についての基本的な考えを記載したものです。このファイルも全職員に配付しています。ファイルの内容は、保育の質の向上についての考え方や保育内容についての考え方など12の項目で構成され、職員研修用にも活用されています。
 このように、安全、健康、苦情、個人情報保護など保育を支えるための事柄について、きちんと整理された形で職員に提示し、学んでもらう環境をしっかり整えています。

《今後の取り組みに期待したい点》

〇園内研修の充実を期待します
 法人本部作成の研修体制は十分に整っています。中でも、各年齢別の法人全体の研修(例えば、2歳児担当の職員が全員集まって2歳児の発達や保育のあり方を勉強する)や園交換(系列園に行って保育に入り、その園の職員の保育のしかたを学ぶ)の研修など、実際の保育に直接役立つ研修や経年別、職種別研修などが充実しています。
 当園の職員も本部立案の研修に参加して学習をしていますが、園内研修については、やや課題があります。園内においても職員が学びたいテーマ、あるいは、学ぶべきテーマのものがいくつもあります。そうした園内研修を通じて、保育の質を向上させていくことも大事なことです。今後、計画的なテーマを若手職員から出してもらい、年間予定を立てて、実践されることを期待します。

〇ALTの存在を保護者にもっとわかりやすく伝えてはいかがでしょう
 保護者アンケートを見ますと、当園の外国人のALT(アシスタントラーニングティーチャー)の導入について、賛意と同時にかなりの期待感も持っています。このALTの職員に、外国文化についての知識を教えてもらうと同時に英語の指導も充実させてほしいと保護者は願っています。
 実際に、ALTは子どもたちと英語で遊ぶ時間を持っていますが、保護者はもっと計画的、継続的な英語の指導を望んでいます。具体的には、週に何日、どのようなプログラムで指導するかといったことです。系列園の中には、具体的なプログラムを用意して子どもたちに指導していて、保護者も了解し、満足している園もありますので、その園を参考に取り組まれてはいかがでしょうか。
 なお、園で行っているM&Mやランチトリップなど、もう少し保護者にわかる形でアピールすることも必要でしょう。