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森の台保育園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成25年度)

基本情報

施設名 森の台保育園
所在地 神奈川県横浜市緑区台村町633-1
電話番号 045-929-5552
評価年度 平成25年度
評価機関 株式会社 学研データサービス
結果公表 2014年02月10日
結果に要した期間 9ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
:平成25年5月8日~平成25年12月9日
6月に第三者評価の研修として職員への周知を行いました。全体をまとめる前に各職員への意識を再確認し、各クラスから担当を決めて、チームを結成、自己評価に取り組みました。
評価調査員による評価
(実施期間)
:平成26年1月14日、平成26年1月15日
(1)第1日目
ガイダンス、施設見学、保育観察、事業者(職員)ヒアリング(園長、リーダー保育士、副リーダー保育士)、書類確認
(2)第2日目
事業者(職員)ヒアリング(園長、リーダー保育士、副リーダー保育士、栄養士)、保育観察
利用者家族アンケート
(実施期間)
:平成25年10月29日~平成25年11月12日
送付方法・・・園を通して保護者へ配付
回収方法・・・評価機関宛に保護者より直接郵送
利用者本人確認
(実施期間)
:平成26年1月14日、平成26年1月15日
第1日目、第2日目の午前遊び、昼食、午睡の状況などを中心に、観察調査を実施しました。

総評(評価結果についての講評)

《施設の概要》

 森の台保育園は、平成16年4月に社会福祉法人歩育の会によって開設された認可保育園です。JR横浜線の中山駅から歩いて13分ほどの閑静な住宅地にあります。
 園の定員は0~5歳児まで60名(平成26年1月現在79名)です。施設は鉄筋2階建てで、1階には3~5歳児の保育室と多目的ホール、厨房、事務室、図書室があり、2階には0~2歳児の保育室、多目的室、一時保育室があります。なお、屋上は芝生になっており、子どもたちが遊ぶこともできます。園庭には砂場や菜園、水遊びやプール遊びのできる「おさかなプール」があります。
 特別保育として、「産休明け保育」「延長保育」「障がい児保育」「一時保育」「地域子育て支援センター」などを実施しています。



《特に優れている点》

〇子どもたちの大好きな、独立した「おままごとの部屋」があります

 玄関のつきあたりには、「おままごとのへや」と称する広いスペースがあります。職員からの発案により、子どもたちの大好きなままごと遊びがダイナミックにできるように作られた空間です。幅5メートル、奥行き2メートル弱のスペースの中にはベッドやリビングのソファーやテーブル、ダイニングテーブル、キッチンセットのほか、食器棚と各種食器、食材棚と食材などがあり、子どもたちが本格的なおままごとを楽しめるセットになっています。また、壁にはおままごとで遊ぶときの注意事項が掲示され、時間がわかるように本物の時計も設置されています。小さな小物もあるため、低年齢の子どもたちの安全面も考慮して、基本的には3~5歳児が交代で遊んでいますが、土曜日など登園する子どもが少ない場合は異年齢で遊ぶときもあります。この空間は、子どもたちの大好きな場所です。雨の日や園庭が使えないときなどにも、子どもたちはこの部屋でいろいろな家族の役割を演じながら嬉々としてなかよく遊んでいます。


〇子どもたちが快適に過ごす環境が整えられています

 園舎は明るい色調で、どの保育室も十分に採光が入り、快適な環境です。玄関もゆったりしたスペースがとられ、人形や季節の花や絵を飾って、落ち着いた雰囲気になっています。その玄関を入った正面奥には幅5メートル、奥行き2メートル弱のスペースで「おままごとのへや」が常設されています。また、1、2階とも広いウッドデッキが設けられ、子どもたちがボール遊びをしたり、ひなたぼっこをしたり、ビニールプールで遊んだりと、さまざまな遊びに利用しています。また、各保育室のほかに多目的に利用できるホールや部屋も設けられています。
 園庭の片側には細長い形の幅1.2メートルほどの、囲われたスペースがあります。このスペースに水を入れるとプールになり、子どもたちは「おさかなプール」と呼んで、夏場には水遊びをしたり泳いだりと楽しく過ごしています。また、園庭の反対側や園舎の裏には菜園があり、トマトやきゅうり、白菜やブロッコリーなどの野菜を栽培しています。
 このように園舎内外ともに、子どもたちが快適に過ごす工夫が随所に施されています。


〇地域支援活動が充実しています

 地域支援の取組として、一時保育や産休明け保育などに取り組んでいます。一時保育は毎日10人ほどの利用者がいます。また、園の大きな行事(夕涼み会、運動会、作品展など)には地域の方々をお誘いしています。行事のお知らせのため、5歳児が手作りしたポスターを町内会の掲示板にはらせてもらっています。このほか、毎月1回ずつ、リトミックと紙芝居、絵本の読み聞かせを外部の専門講師を招いて行っています。いずれも午前中に実施し、その後11:45~12:15までは園庭開放を行い、地域の親子で遊んでもらいます。それぞれ18組を定員としていますが、大変好評ですぐに予約が一杯になり、キャンセル待ちが出るほどです。さらに、毎年行われる区主催の「みどりっこまつり」では、水道局作成の「水のゆくえ」というスライドに園の地域支援担当の2人の職員がナレーションを行っています。このように、園は地域とともに歩んでいく活動に積極的に取り組んでおり、今後も充実させていく方針です。



《今後の取り組みに期待したい点》

〇マニュアルは充実していますが、その整理には一工夫が必要です

 法人作成の「ステートメントブック」の中には、虐待防止、安全管理の基礎知識、保護者のコミュニケーション、情報管理などのマニュアルがあります。このほか、不審者対応、個人情報保護、苦情対応などのマニュアルもあります。このように、園としてのマニュアルは十分に備えられていますが、整理された形で職員が常に手に取り活用しやすいか、という観点からはやや課題が残ります。
 今後は、しくみとして明示する必要のあるもの(個人情報保護規程とその対応についてなど)や手順としてだれでも同じように処理を行うもの(汚物処理の手順など)、さらには、組織としてフローチャート化しておく必要のあるもの(地震・災害が発生した時の対応など)など、幾つかのパターンに分けて整理するとわかりやすくなるでしょう。このようなマニュアルの整理は個人の作業としては大変ですので、マニュアル検討委員会などを立ち上げて、計画的に実施されることをお勧めします。


〇おもちゃは子どもが自由に取り出して遊べるような設定の工夫を期待します

 明るく清潔な室内で、子どもたちはのびのびと過ごしています。ただ、おもちゃは押し入れの中に整理して収納されているため、直接、子どもの目に触れる場所には置いてありません。3~5歳児では、自主的に遊びたいおもちゃを取り出して遊ぶことができますが、0~2歳児では職員が主体的にならざるを得ない状況です。
 絵本やおもちゃは常に子どもたちの目に触れる場所に設定し、いつでも子どもたちが自由に取り出して主体的に遊びこめるようにしておくことが大切です。今後は保育室のレイアウトも考慮しながら、どのようにしたら子どもたちの目にふれるようにできるか、コーナー保育の観点もあわせて検討されると良いでしょう。