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パレット保育園・センター南 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成25年度)

基本情報

施設名 パレット保育園・センター南
所在地 神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央5-1 港北東急SC6階
電話番号 045-949-9211
評価年度 平成25年度
評価機関 株式会社 学研データサービス
結果公表 2013年12月03日
結果に要した期間 4ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
:平成25年9月1日~平成25年10月7日
自己評価表を保育室別にスタッフに配付し作成して、その後施設長を中心に作成
評価調査員による評価
(実施期間)
:平成25年11月11日、平成25年11月13日
(1)第1日目
ガイダンス、施設見学、保育観察、事業者(職員)ヒアリング(施設長、副施設長)、書類確認
(2)第2日目
事業者(職員)ヒアリング(施設長、副施設長、リーダー保育士、調理職員)、保育観察
利用者家族アンケート
(実施期間)
:平成25年9月20日~平成25年9月30日
送付方法・・・園を通して保護者へ配付
回収方法・・・評価機関宛に保護者より直接郵送
利用者本人確認
(実施期間)
:平成25年9月1日~平成25年10月7日
第1日目、第2日目の午前遊び、昼食、午睡の状況などを中心に、観察調査を実施しました。

総評(評価結果についての講評)

《施設の概要》

 パレット保育園センター南は、株式会社「理究」により2004年11月に設立された認可保育園です。横浜市営地下鉄「センター南駅」下車、徒歩5分の大型商業施設の6階にあります。定員は40人(生後6か月~就学前の6歳児)、開園時間は平日7時~20時、土曜日8時~16時です。「働き続けたい」「同時にファミリーライフも大切にしたい」という保護者のニーズに応え、「いってきます」「ただいま」と言えるような明るい雰囲気で、働く保護者を応援しています。
 「パレット学習タイム」という法人独自の幼児教育プログラムを提供しています。また、異年齢保育と年齢別保育をバランスよく組み合わせて、楽しく遊んでたくさん学び、思いやりの心を育てています。 
 近隣には豊富な自然を残した公園が数多くあり、子どもたちが散歩にでかけるほか、サッカーなどをする運動場所として活用しています。また、屋上には人工芝の園庭があり、夏祭りを行ったり三輪車に乗ったり、プランターで野菜や花などを育てたりしています。


《特に優れている点》

〇 「パレット学習タイム」を実施し、「言葉の力=生きる力」を培っています

 法人本部が長年研究、実践している独自の幼児教育プログラム「パレット学習タイム」を実施しています。これは、園の方針である「感性・知性・体力を培う」三位一体のバランス保育をねらいとした取組です。具体的には『ことばの森』の「絵本育脳プログラム」と称し、厳選された絵本を題材にして「ことばの力=生きる力」を培っています(年間36回、月3回を目安に実施)。法人本部から専任の講師が派遣され、絵本の内容を楽しむとともに、製作活動などを行って集中力を高め、感性を磨いています。11月2回目の学習タイムの時間、5歳児クラスでは「ピリカ、おかあさんへの旅」という鮭の物語の絵本が取り上げられました。絵本の読み聞かせを楽しんだ後、絵本に出てきた国の国旗を描いたり新聞紙を使って大きな鮭(ピリカ)を作製したりしました。パレット学習タイムは、保護者からも高い評価を得ています。


〇 保育理念の柱である「大きな家族」のような保育を提供しています

 小規模園であることを生かして、全職員が子ども一人ひとりを大切に、「大きな家族」のようなアットホームな保育を提供しています。
 施設長は、子どもたちはもちろん保護者の方々とも家族のような信頼関係を築ける園でありたいと考えています。「パパ先生・ママ先生」という保育参加の企画は、普段の子どものようすを見られるだけではなく、園と保護者がより良い関係を築き、理解を深め合う機会として始まった取組です。ルールを設けたうえで、保護者に職員の保育のサポートをしていただきます。参加後にはアンケートもお願いし、寄せられた感想や意見は園運営の参考にして、より良い保育を目指しています。保護者からは、毎回好評を得ています。
 また、当園では日常的に異年齢の子どもたちの交流が盛んです。各保育室では2クラスがともに過ごし、少人数の良さを生かして異年齢で一緒に活動する機会を柔軟に設けています。5歳児が当番制で0歳児のお世話をしたり、自由遊びの時に年下の子どもが年上の子どもに遊びを教わったりと、園の中では自然にきょうだいのようなかかわりができ、まさに「大きな家族」のように過ごしています。卒園児やその保護者が、小学校高学年になっても元気な姿を見せに来てくれるとのことですが、中学生になった卒園児が入学式の後に晴れ姿を見せに来てくれたこともあるそうです。園と利用者の関係の良さがうかがえます。


〇 充実した研修制度を整え、職員の育成に取り組んでいます

 職員は年度初めに面談シートに業務、研修などへの希望を記入します。これを基に施設長と面談し、課題の確認と施設長の評価を行います。その結果を反映し、研修計画が策定されています。
 園には、系統的で充実した研修制度があります。新入職員は全員、法人本部主催の配属前の現場研修、初期研修を受講します。また、非常勤を含めた全職員を対象に法人全園研修が行われ、理念や方針、業務マニュアル、保育技術などについて理解を深めています。このほか、主任クラスを育成するための中級研修や次期施設長研修と位置づけられた上級研修が法人本部主催で行われています。副施設長候補を公募するしくみもあり、法人全体で意欲のある職員の発掘や職員育成に力を入れて取り組んでいることがうかがえます。



《今後の取り組みに期待したい点》


〇 地域に向けた子育て支援や地域の子どもたちとの交流をさらに進められてはいかがでしょう

 散歩や戸外に出た際には、地域の子育て家庭の方々に話しかけ、交流を図るとともに子育て支援に関する要望などを聞いています。今後は、「保育園に遊びにきませんか」「園の行事」「保育相談」などのチラシを公園で配付するなど、地域に向けた情報提供や地域の子育て家庭の親子との交流をさらに進められると良いでしょう。また、園の行事である夏祭りには、地域の親子も招き、育児相談も受け付けています。今後は、交流保育や体験保育の実施なども検討されてはいかがでしょう。なお、地域の子どもへの絵本の貸出を現在検討しているとのことですので、実施を期待します。


〇 ボランティアの受け入れについて、さらに取り組まれてはいかがでしょう

 ボランティアの受け入れ担当は施設長です。ボランティア受け入れの際にはマニュアルに基づいてオリエンテーションを行い、終了時には意見交換を実施しています。ただ、受け入れ実績としては、中学生、高校生に留まっている状況です。ボランティアや実習生の受け入れは、園運営が閉鎖的になることを防ぐこと、子どもたちの生活の広がりに寄与することが一般的な目的と言われています。今後は、行政や地域、ホームページなど、多様な経路を活用し、より幅広い分野でのボランティア受け入れを検討されてはいかがでしょう。なお、ボランティア受け入れのマニュアルは、現在、ボランティア実施の際の具体的な手順が主な内容なので、受け入れの目的を園の状況に即した形で明確化されることをお勧めします。そのうえでボランティア受け入れの意義について、職員や保護者に周知されるとなお良いでしょう。