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みもざ保育園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成24年度)

基本情報

施設名 みもざ保育園
所在地 神奈川県横浜市緑区長津田みなみ台4-4-4
電話番号 045-479-7337
評価年度 平成24年度
評価機関 株式会社 学研データサービス
結果公表 2013年03月22日
結果に要した期間 5ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
:平成24年10月30日~平成25年 1月14日
各職員が評価後、3~4人のグループで話し合い、リーダー保育士・園長がまとめました。
評価調査員による評価
(実施期間)
実施日:平成25年2月18日、平成25年2月21日
(1)第1日目
ガイダンス、施設見学、保育観察、事業者(職員)ヒアリング(新・旧園長、リーダー保育士、保育士、栄養士 看護師)、書類確認
(2)第2日目
事業者(職員)ヒアリング(新・旧園長、リーダー保育士)、保育観察
利用者家族アンケート
(実施期間)
:平成24年12月3日~平成24年12月17日
送付方法・・・園を通して保護者へ手渡し
回収方法・・・評価機関宛に保護者より直接郵送
利用者本人確認
(実施期間)
:平成25年2月18日、平成25年2月21日
(1)観察調査は主に第1日目・第2日目午前遊び、昼食、午睡の状況などを調査。
(2)0~2歳児については観察調査、3歳児以上の子どもについては、観察及び聞き取り調査を実施。

総評(評価結果についての講評)

《園の概要》

 みもざ保育園は平成19年に設立された横浜市の認可保育園です。JR長津田駅からバスで約8分、徒歩3分の閑静な住宅街のビルの1階に本園が、隣接するビル2階に分園があります。また、近隣には姉妹園があります。園では、保育目標として「思いやりを育てる」「意欲を育てる」「自主性を育てる」「集中力を育てる」「創造力を育てる」の5項目を掲げています。子ども一人ひとりが安心して自分らしさを発揮できる生活環境を整え、異年齢グループ保育によって子ども同士の自然な関わり合いが生まれ、互いの違いを認め合いながら協力し合う「育ち合い」を目指しています。
 定員は本園と分園合わせて80名(0~5歳児・産休明け保育あり)、平日の保育時間は7時~20時です。


《特に優れている点》

○保育目標の実現に向けて、思いやりの気持ちや感性をはぐくむ多彩な取り組みを実施しています

 3~5歳児クラスでは異年齢で活動することを大切にしています。年度初めに異年齢グループを作り、食事の時間や朝夕の合同保育時などに一緒に過ごしています。一斉活動の時間には年齢別の保育も行っていますが、異年齢グループごとに保育を行う日も設けており、散歩も異年齢で行く機会を多く設けています。このような取り組みを通して年上の子は年下の子をいたわり、年下の子は年上の子に憧れの気持ちを抱くなど、互いに関わろうとする気持ちや思いやりの気持ちがはぐくまれています。
 2~5歳児を対象に行っている外国語講師による「英会話レッスン」は、英語をツールとして外国人講師と触れ合うことによりコミュニケーション能力が身につけられる取り組みです。今後の国際化社会に向けて、そして、小学校での英語導入も視野に実施されています。また、月2回、2歳児以上を対象に専門講師による「リトミック」を実施しています。歌をうたい、音に合わせてリズム遊びやリトミックを取り入れて、日ごろから音楽に親しめる内容です。講師は「よい音楽を聞いて気持ちを自由に表現することができるようになり情緒豊かに育ってほしい」との願いを込めて実施しています。訪問調査時には、2、3歳児が行っていましたが、子どもたちの感性が生かされ、のびのびと取り組んでいる様子が見られました。こうした多彩な取り組みが、保育目標の実現につながっていることがうかがえます。


○ 幅広いマニュアル類を整備し、保育の質の維持に取り組んでいます

 園では、保育の理念や基本方針をはじめ、職員の勤務心得、登降園時の対応、衛生管理、健康管理、安全管理、文書連絡帳の書き方など、幅広い内容についてまとめられた「みもざ保育園業務マニュアル」を作成しています。表やイラスト、図などを取り入れたわかりやすい内容です。この業務マニュアルを職員はもちろん、非常勤職員にも配付し、職員会議などで研修を行うことでその内容を周知しています。保育業務の手順や内容を誰でも行えるように標準化すること、業務の質を一定水準に保つこと、そのつど話し合わなくても組織の決まりにすることで効率化につなげること、という視点から、マニュアルは欠かせません。また、トラブルやクレームへの対応についても、過去の教訓を生かし手順化することでトラブル回避につなげられています。このように業務の根幹を網羅したマニュアルを整え、職員間で周知、活用されています。マニュアルは年に1度見直しがされていますが、随時の更新も行われ保育の質の確保につながっています。


○ 子どもたちにとって安全・安心で快適な環境を整備しています

 建物は、地震・火災などに強いRC構造(鉄筋コンクリート構造)で耐火建築物になっています。また、内装建材にも安全性に配慮した建材を使用しています。特に、床や腰壁は木曽檜、テーブルやイスなどの家具、ままごとセットや積み木などのおもちゃには高知県の檜を使用し、塗装も化学物質が含まれていない「未さらし蜜ロウワックス」を使用しています。室内は自然光が豊富に取り入れられる構造で、明るく保たれています。なお、保育室・トイレなどすべての部屋には床暖房を導入しています。不審者対策の面では、玄関をオートロックにしているほか、防犯カメラや非常通報装置を設置しています。さらに災害対策として、窓ガラスには飛散防止のフィルムを貼っています。このように多面的な配慮がなされ、子どもたちにとって安心、安全な環境を整えています。



《今後の取り組みに期待したい点》

○ 各職員の対応について、さらに統一を図るための取り組みを期待します

 今年度作成された新しいマニュアルは、たいへん見やすくわかりやすい内容です。職員一人ひとりに配付して業務の標準化に取り組んでいます。また、園では研修にも力を入れており、職員の経験や適性を踏まえて研修への参加を勧め、行政や地域療育センターで主催する研修に参加して、学んだことを保育に生かしています。一方で、今回の利用者アンケートや職員アンケートでは、職員による判断や対応の違いを指摘する声が一部見られます。この機会に業務マニュアルの内容をさらに徹底するとともに、職員間で事例に基づく振り返りを行うなど、今後の取り組みに期待します。


○ 園目標に関連した職員別の目標を設定し、園全体の業務水準の向上につなげられてはいかがでしょう

 職員は、職能給に関する評価項目および、経験給に関する評価項目について5段階で自己評価を実施しています。自己評価実施後には、リーダー保育士が一次評価、園長が二次評価する流れとなっており、職員を客観的に評価するしくみが確立しています。今後は、経験年数や業務内容に伴うランク別の期待水準を明記し、非常勤を含む全ての職員がランクアップを目指して園全体でさらに業務水準の向上を目指すことが期待されます。また、園の年間目標に対してどのように貢献するか、といった視点で職員個人の目標を立て、職員の育成につなげられてはいかがでしょう。目標を達成するための研修受講など、自己啓発に関する希望を支援するしくみを設け、職員個人の研修計画を検討されるとなおよいでしょう。