本文へジャンプ - トップメニュー|検索
トップページ > 健康福祉局 > 横浜市 よこはま福祉ナビ > 福祉サービス第三者評価 > 社会福祉法人 バオバブ保育の会 バオバブ霧が丘保育園 第三者評価結果 保育分野(保育) 総括(平成30年度)
社会福祉法人 バオバブ保育の会 バオバブ霧が丘保育園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成30年度)

基本情報

施設名 社会福祉法人 バオバブ保育の会 バオバブ霧が丘保育園
所在地 〒226-0016 横浜市緑区霧が丘3-25-1
電話番号 045-921-6030
評価年度 平成30年度
評価機関 ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部
結果公表 2018年12月25日
結果に要した期間 6ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
:平成30年6月16日~平成30年9月12日 
評価機関が全職員を対象に職員説明会を行い、全職員が自己評価を行い話し合い、園長、副園長が園としての自己評価を取り纏めました。
評価調査員による評価
(実施期間)
:第1日目平成30年10月18日 、第2日目平成30年10月22日
評価調査員が2日間園を訪問し、現場観察、書類確認、園長および職員2名に面接ヒアリングし、子どもの観察を行いました。
利用者家族アンケート
(実施期間)
:平成 30年8月20日~9月7日
全園児の保護者に、アンケート用紙と返信用封筒を園から渡して、園に回収箱を備え、無記名・密封の状態で評価機関が回収しました。
利用者本人確認
(実施期間)
:平成30年10月18日、22日
園児の1日の流れに沿っての保育園での生活状況を、観察を中心に行いました。また、園児と遊びや食事をともにしながら、会話の中から聞き取りました。

総評(評価結果についての講評)

【施設の特色】
・立地および施設の概要
「バオバブ霧が丘保育園」は、JR横浜線十日市場駅からバスで7分、「郵便局前」バス停から徒歩2分の緑に囲まれた自然豊かな霧が丘グリーンタウンの中にあります。2006年4月に社会福祉法人バオバブ保育の会が横浜市立霧が丘保育園の民間移管を受け、バオバブ霧が丘保育園として開園しています。0歳児から5歳児までの子どもたち98名(定員100名)が在籍し、一時保育も受け入れています。                             
園舎は1982年3月に建築された鉄筋コンクリート造りの平屋建てです。各保育室にテラスがあり、保育室から広い園庭に直接出入りできる造りになっています。園庭には大きな木々や果実のなる樹木もあります。
・園の特徴
子どもたちが、くつろいで楽しく毎日を過ごせるように心がけて行くことを基本方針とし、「一人一人が園生活を無理なく楽しく送れるように」「戸外の陽の光を感じ、自然と友だちになれるように」「子どもたち一人一人が生活の主人公になれるように」「いろいろな人と共感できる心が育っていくように」「体験を通して、生きる力が育っていくように」「楽しい雰囲気の中でイメージを広げていけるように」を心がけた保育を実践しています。

【特に優れていると思われる点】
1.子どもの気持ちに寄り添い、自発性や自主性を大切にした保育
決して無理強いはしないで、できる限り子どもたちの気持ちを汲み取り、子ども同士が心をつないでいけるように努めています。子ども同士のぶつかり合いのときも、その都度職員が双方の気持ちを聞き、双方に伝えることで相手の気持ちを知り、どうしたらよいのかを一緒に考えることを大切にしています。
0~2歳児クラスでは、職員が子ども一人一人のやりたい気持ちに寄り添い、やりたい遊びをたっぷりできるように時間を取り、子どもが充実感を持てるようにしています。3~5歳児クラスでは、朝の「おはよう」の時間に意見を出し合い相談して、毎日の活動を決めることもあります。散歩の行き先や歌や劇遊び会のテーマ、栽培する野菜などは、子どもの意見を取り入れて決めています。「子ども一人一人が生活の主人公になれるように」という園の保育方針に沿って、子どもたちが自分で考え、判断し、行動していくことを大切にしています。

2.子どもの生きる力を育てる様々な直接体験
園庭には実のなる樹木があり、子どもたちは収穫した夏みかんをその場で食べることもあります。また、プランターや園庭で米や野菜の栽培もしています。行事には、サンマの会、焼き芋、新米を食べる日、お餅つき、どんど焼き、野焼きパンなどがあり、子どもたちが様々な体験をできるように工夫しています。行事以外にも、梅ジュースや梅干しを作ったり、木工作りや巾着作り、講師を招いた陶芸活動やアート活動など、各年齢に応じた取り組みがあります。全園児保護者懇談会では、卒園児も参加して味噌作りをしています。また、子どもたちは、日々の生活の中でかたつむり、カブトムシ、金魚、ウサギの飼育や世話をして生き物に触れる体験をしています。これらの生活と結びついた体験を通して、生きる力を育んでいます。

3.保護者と園が協同していく子育て
園は保護者との協同の場であり、問題や課題を共有し「保育者とともに進める」ことを、理念の一つとしています。園では一人一人の成長が次に生かされるように、児童票として0~1歳児クラスは毎月、2歳児クラスは2か月ごとの個別計画と振り返りを、3~5歳児クラスは4か月ごとに振り返りをして記録しています。園で管理する児童票を紙面で保護者と共有することを検討し、「あしあと(育ちの記録)」という個人記録の作成を進めています。「あしあと」には、園での子どもの姿として遊びやエピソードも記入し、保護者からは子どもと保護者の関わりを記入してもらう欄も設けています。また、園だよりに保育日誌の抜粋記事、日常の子どもの写真、保育士の一言、保護者の子育て日記を載せ、壁新聞「今日の様子」やクラスだよりなどを通して、子どもたちの様子を伝えています。

【特に改善や工夫などを期待したい点】
1.意見や要望などの記録・蓄積による園運営への反映
保護者や近隣住民からの苦情や要望については、年間数件の記録が「苦情報告書」に記載されています。保護者から日頃寄せられる意見・要望・苦情は、些細なことであっても専用のノートなどに記録し、蓄積・整理して園運営に生かしていくことが望まれます。

2.園内研修の一層の充実を図る
職員は法人研修や外部研修に参加し、専門家の助言を受ける機会もあり様々な知識を身に付けています。今後さらに虐待の防止や早期発見、アレルギー疾患についてなどの内部研修や、衛生管理面や安全管理面などのマニュアルの読み合わせ、最新の情報収集や対応策などを全職員で共有していくことが望まれます。

3.配慮の必要な子どもの個別指導計画の作成
配慮の必要な子どもの個別指導計画は、月間指導計画の中で個別配慮欄を設けて計画を立てています。3~5歳児について、今後さらに特別な配慮が必要な子どもについては、継続的に支援していくことが想定されますので、個別に指導計画を作成し対応することが望まれます。