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アスク日吉本町第二保育園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成29年度)

基本情報

施設名 アスク日吉本町第二保育園
所在地 〒223-0062 横浜市港北区日吉本町2-46-24
電話番号 045-566-6445
評価年度 平成29年度
評価機関 ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部
結果公表 2018年03月29日
結果に要した期間 5ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
:平成29年10月10日 ~平成29年12月22日
全職員が参加し、職員会議などを通して検討を重ね、その結果を園長、主任がまとめました。
評価調査員による評価
(実施期間)
:第1日目平成30年1月26日 、第2日目平成30年1月31日
評価調査員が2日間園を訪問し、現場観察、書類確認、園長、職員2名に面接ヒアリングし、子どもの観察を行いました。
利用者家族アンケート
(実施期間)
:平成29年11月27日 ~平成29年12月11日
全園児の保護者に、アンケート用紙と返信用封筒を園から渡して、園に回収箱を備え、無記名・密封の状態で評価機関が回収しました。
利用者本人確認
(実施期間)
:平成30年1月26日、31日
園児の1日の流れに沿っての保育園での生活状況を、観察を中心に行いました。また、園児と遊びや食事をともにしながら、会話の中から聞き取りました

総評(評価結果についての講評)

【施設の特色】
・立地および施設の概要
アスク日吉本町第二保育園は、平成24 年4 月開園で、横浜市営地下鉄グリーンライン日吉本町駅から徒歩5 分の住宅街にあります。園舎は2 階建てで、園舎の南側に108 平方メートルの園庭があり、人工芝の屋上園庭もあります。定員60 名で、現在0 歳児から5 歳児まで61 名が在籍しています。近隣の駒林小学校や、自然に恵まれた起伏のある鯛が崎公園は、子どもたちの散歩コースとなっています。また、隣接して系列のアスク日吉本町開善保育園があり、行事の際にホールを借りたり、地域情報を共有しています。
・園の特徴
園理念を「子どもには情熱をもってその心をよく観察し、創意工夫をして優美に接しましょう」、園目標を「心も体も元気な子」としています。設置法人から派遣される専門講師によるリトミック、英語、体操教室のほか、幼児教育プログラムやクッキング保育を取り入れ、子どもの楽しむ心や学ぶ楽しさを育んでいます。

【特に優れていると思われる点】
1.落ち着いて遊べるコーナーの工夫
園では、「環境設定」をテーマに園内研修で取り組んでいます。職員は、他園のレイアウトを参考に話し合ったり、他クラスの工夫している点を取り入れ、コーナー設定やおもちゃの配置など、保育室の環境を見直しています。0歳児クラスでは、背の低い棚に、危険のないよう配慮しながらおもちゃを置き、子どもたちは、自分で取り出して、音の出るおもちゃを振ったり、人形を持って遊んでいます。2歳児クラスでは、一人で人形をおぶったり、ブロック遊びをしたり、カーペットの上で、数人で電車を繋げて遊ぶなど、子どもたちは、年齢や発達に応じて用意されたコーナーで、他の子どもと遊びを広げたり、一人で落ち着いて遊んでいます。

2.いろいろな素材を自由に使った子どもの遊び
幼児の保育室にリサイクルボックスを置き、保護者の協力も得て、菓子の空き箱やトイレットペーパーの芯、色画用紙の残りなどを集めています。セロハンテープやハサミ、色鉛筆やのりなども子どもが取り出せる位置に置いています。はさみは、閉じた状態で1本ずつ分けてしまえるように工夫したボックスがあり、子どもたち自身で整理ができるようになっています。子どもたちは、さまざまな材料や用具を自由に使い、イメージを膨らませて、自由に製作しています。子どもたちは、素材を組み合わせながら、子ども同士で見せ合ったり、工夫して遊んでいます。製作途中のものは、続きができるように棚に保管し、次の活動に移っています。

3.保護者に園の取り組みを伝える「おたより」の充実
園だより、クラスだよりを毎月発行し、園の理念や目標、クラスの取り組みを伝えています。3月号の園だよりでは、1年間の保育を振り返り、異年齢交流での子どもの変化や園内研修で改善した環境設定の中で遊ぶ子どもの姿などを載せています。
クラスだよりには、子ども同士の触れ合いの中でのエピソード、子どもたちの中で流行っている遊び、基本的生活習慣の習得に向けた取り組みなどを掲載しています。4月号には年間目標を載せ、1年の流れを子どもの発達状況を取り入れたイラスト入りで分かりやすく示したり、3月号では1年間を振り返り、子どもたちの心身の育ちや友達と取り組んだ行事などの様子を知らせています。懇談会後は「懇談会だより」を発行し、子どものクラスの様子や話し合った内容を欠席した保護者にも分かりやすく伝えるなど、保護者に園の取り組みを丁寧に伝え、連携を取りながら保育を進めています。

【特に改善や工夫などを期待したい点】
1.異年齢交流の場の確保
幼児クラスの子どもたちは、定期的に異年齢交流を行い、年齢の違う子ども同士が手を繋いで散歩に行ったり、運動会やクリスマス行事に向けて一緒に活動をしています。しかし、園内で、日常的に異年齢の子どもが触れ合う場所の確保は課題となっています。玄関エントランスや廊下の空間などを見直し、異年齢の子どもが自然に触れ合う場の確保の検討が望まれます。

2.地域ニーズの更なる把握と子育て支援への取り組み
園では、地域の子育てニーズについて、隣接する系列園や近隣の子ども専門の本屋から情報を得ていますが、職員間で子育て支援ニーズについての定期的な話し合いは行っていません。また、園庭開放や育児相談の利用はほとんどなく、地域住民からの子育てニーズの把握は課題となっています。今年度、音楽家ボランティアによる演奏会を開催し、地域住民の参加を得ました。それらの機会を積極的に活用し、参加者からニーズを聞き取ったり、職員間で地域の子育てニーズについて検討し、園の専門性を活かした子育て支援に取り組んでいくことが期待されます。